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アキバの顔・古炉奈、2度目の決断――業態変更の真相を追う

2009年06月13日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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グランヴァニアという「謎」の真相は

 アキバから、古炉奈が消えるらしい――。

 その情報が広まったのは先月18日のこと。古炉奈は、秋葉原駅・電気街口を出てすぐの商店街「電波会館」の2階に入っている、創業40年の老舗喫茶店だ。

 昼にはバロック音楽、夜は60年代のジャズがかかる店内には、ガヤガヤと騒がしい電気街とは無縁の落ち着いた時間が流れる。松本民芸家具による木製の椅子、ロイヤルコペンハーゲンのカップが整然と並ぶカウンターなど、その様式美に惹かれて何度も足を運ぶ馴染みの客も多い。

店内はすべて木製の内装で揃えられている。音楽の選び方は20年間変わらないという

 それだけに閉店の報が与えた衝撃は大きく、古炉奈には「ひとつの時代が終わるよう」「残念で仕方ありません」といった激励の便りが相次いだ。だが、話は閉店だけでは終わらず、間髪入れずに飛び込んできたのが業態変更の知らせだ。

カップボードにはコペンハーゲンのカップが並び、家具はすべて松本民芸家具のもの。店内の空気を穏やかにととのえている

 古炉奈は「グランヴァニア」と店名を新たに、欧風ギルドレストランとして7月の新装を発表。「アニメやゲームに登場する、中世ヨーロッパ風の世界観」がコンセプトという告知を受け、だれもが思考停止状態に陥った。

 個人のブログやTwitterに「古炉奈はどうなってしまうのだろう」という不安げなつぶやきが目につくようになってから2週間。いよいよ閉店の14日まで残された時間もあとわずかな今、業態変更の真相を追った。

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