まなめの「週刊Twitterなう！」 第62回

アキバの名所「ラジオ会館」建て替えか　ツイッターでも話題に

自称「輝き女子」の名言（20日）

　20日、「輝き女子」を自称する女性の名言（迷言？）が面白いと話題を呼んだ。

　あるユーザーの知人が「腐女子って言われると腹が立ちます！」「『輝いてる女子』って呼んでください。『最近輝いてるね』って言われれば腹立ちません」と言ったことで、彼女のことをツイッター上で「輝き女子」と呼びはじめた。

　その後も下記のような数々の名言（迷言？）をツイッターで紹介していたところ、「あたしの語録みたいなのを作ってほしい」と彼女から要望があり、まとめ記事を作ることになったという。（Togetterまとめ記事）

自称「輝き女子」の発言集より

「京極作品は好きだけど京極夏彦は大嫌い！　ナルシストだし指ぬき手袋してるし、作品だすの遅いし…もうすべてが嫌い！　アニメの吹き替えに参加したりしてるんですよマジきもい！　あ、わたしモノマネできるんですよ。『こんにちわぁ、京極です』」

「たまには私も身のある話をしますね！　あ、無理だ」

「これじゃ私なんか残念な子みたいじゃないですか！普段はちゃんとしてますから！一日三時間くらいですからこんななのは！普段はフツーでかわいいですから！」

輝き系女子のまとめ記事。詳しくはURLから

　このまとめを見たユーザーは「やべぇ、惚れそう」と盛り上がり、「この人この後輩が好きなんだろうな」など、投稿者との関係にまで関心を寄せていた。

　その後、彼女の発言を気に入ったユーザーが「@kagayaiteruLady」というBOTを作ったり、さらにはニコニコ動画に「キラっ☆　輝き系女子」というテーマソングを投稿するユーザーがあらわれたりなど、爆発的な盛り上がりを見せた。

　この後も、女性は2ちゃんねるで叩かれてたのを知って「怖いなうｗｗ　怖いなうｗｗ」と言ったり、「Wikipediaに載りたい」と言うなど、相変わらずの「輝き」をみせている。

ツイッターのXSS脆弱性、お祭りに（21日）

　21日、ツイッターの画面が突如乱れたり、自動で投稿してしまうなどのトラブルが発生し、騒動になった。

　これはクロスサイトスクリプティング（XSS）というウェブ技術の脆弱性が悪用されたもの。JavaScriptのコードが含まれたリンクにマウスカーソルを乗せるだけで、突如文字を大きくしたりなどのジョークプログラムが実行されてしまうものだった。

感染例のスクリーンショット

　これはノルウェーのあるプログラマーが「マウスオーバーするとリツイートする」というプログラムを実験的に作ったところ、あっという間に20万人以上に広まってしまったのがきっかけ。ツイッター社では8月に脆弱性を修正していたが、その後のアップグレードで再発してしまったという。

　ツイッター社は22日、同社ブログで脆弱性を解決したと発表。騒動はツイッターのインターフェース新装とは無関係とした。同社では同日、複数ユーザーへの同時返信、ユーザー名の自動補完という2機能を、新しいツイッターに追加している。

「すぐにログアウトしてください」「ウェブからアクセスしないように」と注意喚起するユーザーがいる中、「楽しそう」とさまざまなワームを試したり、ジョークワームを作成するユーザーもあらわれた