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物欲AVコモノ道 第7回

トンガり続けるEverioの新モデル「GZ-X900」

2009年05月22日 16時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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デザイン一新の新「Everio」。早速触ってみた

 日本ビクターの「Everio」シリーズは、ビデオカメラで初めてHDDを内蔵した「GZ-MC500」や、AVCHDとMPEG-2の両方のフォーマットで録画できる「GZ-HD40」、SDメモリーカードスロットを2つ備えた「GZ-HM200」など、かなりアグレッシブな特徴を持つ尖った製品が多い。

 そんな“異端児”感が好きでEverioにはずっと注目していたのだが、新モデルの「GZ-X900」は製品名に「X」の文字が入っている。日本ビクターによれば、この1文字に「未知」「先進」そして「クロス」といった意味があるという。

高級感のあるコンパクトなボディ

「GZ-X900」

「Everio GZ-X900」

 まず「このビデオカメラはちょっと違うぞ」と思わせるのが、コンパクトながら高級感のあるボディだ。いわゆる横型のビデオカメラスタイルだが、液晶ディスプレーと本体ブロックの接続部にはキラリと光るメタルフレームを施されているほか、グリップ部はカーボンパターンになっており、高級感のある仕上げになっている。

手に持って構えてみる(左)。本体に凹凸がないのでホールド感が乏しく感じるが、手の平が当たる部分にカーボン模様のでこぼこがあり、グリップ感はある

 さらに携帯性の高さも魅力だ。手のひらに収まる本体は約250g(撮影時は約300g)で、持ち歩きに苦慮することはない。高級感のあるボディと相まって、持ち運びたくなる雰囲気を持っている。

付属のクレードルとドッキング(左)。クレードルにはminiUSB端子とコンポーネント出力、AV出力、DC端子を搭載

 本体の凹凸が少なく、全体的にフラットであることも好印象だ。特に横型ビデオカメラというと、本体に対してレンズ部が大きく、その部分だけ膨らんでいるケースが多いが、GZ-X900は本体の中にレンズが収まってスッキリしている。

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