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物欲AVコモノ道第87回

編集機能が大幅強化! 生まれ変わった「TMPGEnc」

2011年03月08日 12時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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「TMPGEnc Video Mastering Works 5」のパッケージ版は1万4800円。ダウンロード版は9800円 「TMPGEnc Video Mastering Works 5」のパッケージ版は1万4800円。ダウンロード版は9800円

 高機能な動画エンコーダーとして人気の高いペガシスの「TMPGEnc 4.0 Xpress」がバージョンアップし、「TMPGEnc Video Mastering Works 5」として発売された。

 名称が変わっていることからも分かるとおり、操作感や編集機能、対応ファイル形式まで大きく様変わりしている。そこで、このTMPGEnc Video Mastering Works 5の目新しい機能をチェックしていく。

タイムラインを使った動画編集をサポート

TMPGEnc Video Mastering Works 5を起動すると、まず「スタートアップランチャー」と呼ばれる画面が表示される。ここで目的のボタンを押して作業を進めていく TMPGEnc Video Mastering Works 5を起動すると、まず「スタートアップランチャー」と呼ばれる画面が表示される。ここで目的のボタンを押して作業を進めていく

 TMPGEnc 4.0 XPressからの違いで最初に目につくのは、インターフェースが改善されている点だ。TMPGEnc Video Mastering Works 5を起動すると、「スタートアップランチャー」と呼ばれるウィンドウが表示される。ここでウィザードに従って作業を進めれば、動画ファイルの入力から編集、そして出力まで進められるようになっており、本格的な動画変換ソフトを使ったことがないユーザーにも配慮している。

 後述の対応ファイルフォーマットの拡大、そして「CUDA」や「Intel Media SDK」といった最新技術への対応に加え、新バージョンで大きなポイントになっているのが、タイムラインを使った動画編集のサポートである。

タイムラインを使った動画編集画面。タイムライン上のレイヤーに、動画をドラッグ&ドロップで追加すれば編集できる カット編集画面(ノーマルモード)。1フレーム単位で位置を調整できるため、不要な映像をキレイに除去できる
タイムラインを使った動画編集画面。タイムライン上のレイヤーに、動画をドラッグ&ドロップで追加すれば編集できるカット編集画面(ノーマルモード)。1フレーム単位で位置を調整できるため、不要な映像をキレイに除去できる

 この機能は「タイムラインレイヤーモード」と呼ばれ、複数の素材を組み合わせながら1本の動画を作成できる。TMPGEnc 4.0 Xpressでも、動画を単純につなぎ合わせたり、あるいはカット編集といった作業が可能だったが、タイムラインレイヤーモードを搭載したことで、より本格的な動画編集が楽しめるようになった。

テロップや字幕も簡単に追加できる。なお、字幕は表示位置を上下左右の4種類から選ぶことができる フィルターは9種類あり、それぞれに細かなオプションが用意されている
テロップや字幕も簡単に追加できる。なお、字幕は表示位置を上下左右の4種類から選ぶことができるフィルターは9種類あり、それぞれに細かなオプションが用意されている
色調補正フィルターも利用可能で、明るさやガンマ補正、コントラストの調整ができる 同一レイヤー上に2本の動画を重ねるように配置すると、自動的にクロスフェードが設定され、好みのトランジション効果を割り当てられる
色調補正フィルターも利用可能で、明るさやガンマ補正、コントラストの調整ができる同一レイヤー上に2本の動画を重ねるように配置すると、自動的にクロスフェードが設定され、好みのトランジション効果を割り当てられる

 具体的な機能としては、テロップや字幕の追加、トランジションの設定、モザイクをはじめとするフィルターの適用、映像の拡大/縮小/回転、不透明度の設定、色調補正などがある。トランジション効果も豊富に用意されており、単なる動画変換ソフトとしてだけではなく、動画編集ソフトとしても十分に使える印象だ。

 編集画面の構成は、左上にプレビュー、右上に選択した動画などの要素を調整するためのプロパティ、そしてウィンドウ下部にタイムラインが配置される。タイムライン部分は複数のレイヤーを利用することが可能で、このレイヤーに動画ファイルなどをドラッグ&ドロップすれば編集できる。

レイヤーを利用し、複数の動画を同時に再生するといった映像も簡単に作成できる。角度を付けて配置したり、あるいは不透明度を設定することも可能だ レイヤーを利用し、複数の動画を同時に再生するといった映像も簡単に作成できる。角度を付けて配置したり、あるいは不透明度を設定することも可能だ

 複数のレイヤーを使えるため、2本の動画を同時に表示する、といった編集も可能。たとえば画面右下に別の映像を小さく表示したり(ピクチャー・イン・ピクチャー)、あるいは上位レイヤーの映像の不透明度を下げて、下位レイヤーの映像と重ね合わせるといったことができる。

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