高感度撮影の性能は?
さて、注目のスーパーCCDハニカムEXRだが、1/1.6型とはいえ1200万画素と高精細なので、さすがに高感度はキツイかもしれない。と言うことで、感度別テスト撮影を実施した。
まずは夜景の撮影。画像にフィルムの質感を反映させる「フィルムシミュレーション」の画像も一緒に掲載する。感度別のテスト撮影はすべてマニュアルモードで撮影し、フィルムシミュレーションは「PROVIA」での比較となる。
フィルムシミュレーションの違い
感度の違い
周囲が暗いせいもあり、日中撮影時と比較してISO 1600時点での画像のザラつき感が増す。夜景の撮影ではどの程度のスローシャッターでスターノイズが現れるのか見るために、わざとマニュアルで最長8秒のスローシャッターで撮影したのだが、ISO 800での1秒の時点でかなり発生してしまっている。
さらに短いシャッタースピードでもスターノイズが発生している可能性はあるのだが、ノイズにまぎれてしまって判別はできなかった。もっとも等倍以上に拡大して判別できるようなものなので、通常の使用目的では問題視しなくてもいいだろう。