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a-blogから生まれた「a-blog cms」ベータ版が公開に

Web制作会社にうれしい国産CMSが登場!

2009年04月10日 21時57分更新

小橋川誠己/ASCII.jp

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a-blog cms
a-blog cmsの公式サイト。このサイトもa-blog cmsのサンプルサイトを兼ねている
a-blog cms
もう1つのサンプルサイト。一般的な企業サイトのイメージ

 中小規模の企業サイトを提案する際に適した、使いやすいCMS(Content Management System)が欲しい――。そんなWeb制作会社のニーズに応える新しい選択肢が、間もなく登場する。名古屋のWeb制作会社・アップルップルが、4月8日、「a-blog cms」の最初のベータ版(1.0.0b1)を公開したのだ。

 a-blog cmsは、PHP(5.0以降)+MySQL(4.1以降)の環境で動く、動的にページを生成するタイプのCMS。同社が2004年から提供している商用ブログツール「a-blog」をベースに新たに開発し、今年初夏のリリースへ向けて準備を進めている。

 特徴は、Web制作会社にとっての扱いやすさ。a-blog cmsでは、記事本文やナビゲーションなどのページを構成する要素(モジュール)をHTML中にコメントとして追記することで、テンプレート(テーマ)として使える。既存のHTMLをそのまま流用でき、サイトやページの一部分だけをCMS化したい、といった場合にも提案できる。

a-blog cms
テンプレートのHTMLの一部。include fileで他のHTMLも埋め込める

 ユーザーインターフェイスにも特徴がある。a-blog cmsの前身である「a-blog」で評判のよかったUIを継承し、管理画面に遷移せず、ワープロの編集操作のように、公開中のWebページをそのまま更新できる。つまり、管理画面とプレビュー画面を行ったり来たりせず、常に完成形をイメージしながら作業を進められるので、実際の更新を担当するクライアント側の担当者のリテラシーがあまり高くない場合にも受け入れやすいだろう。

a-blog cms
管理者モードでログインすると、公開されているWebページ上にコンテンツの追加や変更ができるボタンが表示される。管理画面に遷移せずにその場で編集できる

 とはいえ、ナビゲーションメニューの変更やユーザーの追加などの操作には当然、管理画面が必要だ。Webページのデザインは自由に作り込めても、管理画面の方は変更が難しいCMSが多い中、a-blog cmsは管理画面にもテンプレートを導入している。WordPress(WP)やMovable Type(MT)のようなカスタムフィールドを追加するのも簡単で、クライアントの要望に応じて管理画面もガラっと作り替えられる。

 今年に入ってから、ネット上ではオープンソースの「SOYCMS」が話題になるなど、最近、CMSが再び注目を集めている。MTやWPは中小規模の企業サイトに広く使わるようになったが、もっとシンプルにWebサイトを更新する仕組みを入れたいときには機能もUIもリッチすぎることもある。a-blog cmsは生まれたばかりのCMSで、ドキュメント類の整備もまだこれからだが、まずはベータ版に触れてみてはどうだろうか。

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