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マイクロソフト、Origamiこと“Ultra-Mobile PC”を国内で正式発表――製品は本日から予約開始

2006年04月04日 14時48分更新

文● 編集部 小林久

マイクロソフト(株)は4日、手書き入力に対応した小型のモバイルパソコン“Ultra-Mobile PC”(以下UMPC)の国内発表を行なった。

Origamiを手にする出席者
PBJのUltra-Mobile PCを手にする出席者たち。左から、PBJ代表取締役社長の高橋正敏(たかはし まさとし)氏、マイクロソフトのビル・ミッチェル氏、立命館大学教授の陰山英男氏

“Origami”のコードネームで呼ばれていた製品。UMPCは、Windows XP Tablet PC 2005を搭載。0.9kg以下の重量、7インチのスクリーンサイズ、無線LANやBluetoothのサポート、2.5時間以上のバッテリー駆動時間、30~60GBのHDD容量、Celeron M/Pentium M/VIA C7-MのいずれかのCPUの搭載をリファレンスデザインとしている。

スライドバー スクリーンキーボード
指で操作できるよう太くなったスライドバースクリーンキーボード。両手で挟み込む用に持って画面をタップする

UMPCの開発に際して、マイクロソフトは『Microsoft タッチパック for Windows XP Tablet PC Edition』と呼ばれる専用ソフトウェアも提供している。タッチパックでは、指先での操作を容易にするためにGUI部品を大型化したほか、カスタマイズ可能なプログラム起動ツール、タッチパネルの左右コーナーに表示されるスクリーンキーボードなどが用意されている。また、GUIデザインを一新したWindows Media Playerである『Brilliant Black for Windows Media Player』、手書きで数字を入力できる『Microsoft 数字パズル』といったゲームコンテンツもプレインストールする。

数字パズル WMPの新スキン
数字パズル。手書き認識で正解不正解の認識もできるWindows Media Playerの新しいスキン

国内初のUMPC『SmartCaddie』は、PBJ(株)が開発した。本日から予約を開始しており、14日から出荷する予定。詳細は別記事で紹介するが、CPUに台湾VIA Technologies社の超低電圧版C7-1.0GHzを搭載。40GBのHDD、512MBのメモリー、2つのUSBポートなどを装備する。本体サイズは幅228×奥行き146×高さ25.1mmで、重量は25.1mm。価格は9万9800円。

UMPCの位置づけ
UMPCの位置づけ。ミッチェル氏は、今回の発表はあくまでもファーストステップである点を強調した

本日都内でマイクロソフトが開催した発表会には、米マイクロソフト社のWindows Mobile Platforms Division担当コーポレートバイスプレジデント、ビル・ミッチェル(Bill Mitchell)氏などが出席。台湾ASUSTeK Computer社や韓国サムスン電子社などもUMPCを開発中であることを紹介するとともに、Tablet PCともWindows Mobileマシンとも異なる、より小型で携帯性に優れたパソコンの登場を印象づけた。

マイクロソフトでは、UMPCを先進ユーザーや特定分野向け市場に加え、ラーニング分野にも積極的に展開していく予定。導入事例として、今年4月に開講した中高一貫私立小学校の“立命館小学校”(京都府)を挙げた。立命館小学校には33台のUMPCが納入されており、3年生の漢字/計算学習用に活用される予定。今後は全校導入も視野に入れているという。

電脳陰山メソッド
小学館が提供する電脳陰山メソッドの画面。書き順なども判定する

また、(株)IEインスティテュート、(株)アドバンスト・メディア、(株)アルク、(株)学習研究社、(株)小学館、(財)日本漢字能力検定協会もパートナー企業となっており、小学館では“電脳陰山メソッド”という名称のサービスを5月からモニター提供し、9月から正式サービス化する予定だという。

会場には、立命館大学教授の陰山英男(かげやま ひでお)氏も登場。UMPCの利用により、漢字や計算の反復学習をより効果的に実施できることを指摘したほか、インターネット接続という特徴を生かして「通常3年間必要とされる教科書改訂の期間が1週間程度に短縮できるのではないか」「ビデオクリップを利用することで、学習の理解が深まる」「海外居住者に対してもインターネット経由で学習コンテンツを提供できる」点などをメリットとして掲げた。

なお、会見終了後の質疑応答で、ビル・ミッチェル氏は“Origami”(折紙)のコードネームの由来に関して「美しく小さなものを表わすと同時に、1枚の紙からいろいろなものを作り出せる点が適応力の高さやたくさんの可能性を秘めているUMPCの特徴に合致している」と述べた。コードネームは“Haiku”(俳句)という案もあったことも明らかになった。

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