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【Apple Expo 2002 Vol.3】CONSUMERエリアはディズニーランドのように面白い

2002年09月13日 23時33分更新

文● 林 信行

Apple Expo会場の雰囲気は、MACWORLD EXPOのそれとは大きく違う。場内のいたるところで見かける喫煙も大きな違いだが、もう1つ大きく違うのは、ブースを壁で囲って独立感を強めているところが多い――つまり、そのブースにいる間は、他のブースのことが気にならず、そのブースの世界にどっぷり浸かることになる。実際、個性の強い演出をしているブースが多い。例えば『Virus Barrier』、『NetBarrier』、『ContentBarrier』などの製品で日本でもお馴染みの仏インテゴ(Intego)社は、会社のロゴマークにあわせつたに囲まれたお城の雰囲気をかもしだしていた。他のブースも、ここまで演出に凝らないものの、三方または四方を壁で仕切って独立した空間を作っているところが多い。このためブースの中にいる間は落ち着いて話が聞ける。ただし、その代償として会場全体の見通しは悪い。

会場図
会場図

会場は、まるでディズニーランドのようにいくつかのジャンルの違うエリアに分かれており、そのそれぞれにシアターやApple Storeが用意されている。Apple Expoは“CONSUMER”、“CREATIVE”、アップルコンピュータ社ブースそして“BUSINESS SOLUTION”の4つのエリアで構成され、その中にさらに小さなセクション、そして個々の会社のブースがある。

仏インテゴ社のCEOローラン・マルトー氏
仏インテゴのブース。中央は同社のCEOローラン・マルトー(Laurent Marteau)氏。Mac OS X 10.2標準のファイヤーウォールは機能的に大したことはない。あれでユーザーがセキュリティーの重要さに気が付けば、かえってNetBarrierなどの同社製品の良さに気が付くはずだと自信満々だ

■音楽エリアのお勧めは『MadPlayer』

さて、本レポートでは、楽しい製品がたくさん揃ったCONSUMERエリアから見てみよう。

同エリアは、さらにゲーム、デジタルカメラ、ショッピング、子供向け、Educationなどのセクションに分かれており、音楽セクションもある。もっとも、音楽のセクションは、かなりプロよりで、米Digidesign社や先日アップルに買収された独Emagic Soft- und Hardware社、独Steinberg Media Technologies(スタインバーグ)社など、プロ用音楽雑誌でお馴染みのブースが並ぶ。

もしかしたら、CREATIVEエリアにある方がふさわしい感じもする音楽セクションで、一番、コンシューマーよりだった製品は『MadPlayer』――実は、筆者が今回のExpoを通して個人的に一番注目する製品でもある。開発はデンマークのMadWaves社で、米国とヨーロッパでは今月末から発売が始まるが、日本発売は未定だ。

筆者のイチオシ製品『MadPlayer』
筆者のイチオシ製品『MadPlayer』。リアルタイムで著作権フリーの音楽を生成できる。MacやWindowsパソコンとはUSBで接続

一見、携帯型ゲーム機のような製品だが、実はMP3をはじめWindows Mediaなど多彩なフォーマットの音楽の再生に対応する携帯型音楽プレーヤーだ。なんとMIDIファイル(演奏データファイル)の再生もできる。もっとも、これだけなら決して驚くほどのことではないが、なんと、リアルタイムでノリのいい音楽を自動生成する機能がある。おまけに、ドラムやベースなどのパートをいじって曲調を変えたり、ボイスオーバーをしたりとかなり自由に遊べるのだ。しかも、デモンストレーターの操作を見ている限り、使い方もかなり簡単そうだ。さらに極めつけは、カラオケ機能もあり、インターネットからダウンロード可能な曲データの再生にあわせて液晶画面に歌詞が表示される。同社ではウェブサイトを通して、同デバイスで作成した曲データを交換するサービスも行っているようだ。MacとWindowsマシンにはUSBと専用のソフトを通して接続できる。米国とヨーロッパでは今月末からの発売だが、日本での発売は未定。詳細はこちらを参照

■Mac用ゲームはヨーロッパでも充実

Apple Expoの入り口の目の前には巨大なゲームエリアが広がる。MACWORLD EXPOでもお馴染みのMacがズラーッと並んだ、アーケードコーナーも用意されており、ここで一通りの最新ゲームが楽しめるのだ。

Macというとゲームソフトが少ないという印象を持つ人も多いかも知れないが、米国だけでなく、ヨーロッパでもそれは過去のことになりつつある。単純な落ち物ゲームから本格的なRPGなど、多彩なゲームが展示されていた同エリアだが、やはり一番の注目株はジョブズ基調講演でも紹介された米Aspyr Media(アスパイヤー)社の『STARWARS/JEDI KNIGHT II:JEDI OUTCAST』で、ライトセーバーを使ったリアルな戦闘シーンはさながら映画のようだった。

JEDI KNIGHT:JEDI OUTCAST
会場でも大人気の『JEDI KNIGHT:JEDI OUTCAST』。映画のように奇麗な画面に驚かされる

■無視できない教育コーナー

教育コーナーの展示もなかなか興味深い。四方を大きな城壁で囲まれた教育コーナーには、よくアップルのスライドなどには登場するもののMACWORLD EXPOでも、なかなか実物は見かけることはない“iBook用のカート”。この中にiBookやAir Macベースステーションを入れて、教室から教室へ移動して、インターネット接続を必要とする授業ができるというシロモノで、使っていない間はiBookの充電ステーションにもなる(といっても、ただAC電源のコードをつなぐだけのことなのだが)。

iBook用の移動カート
iBook用の移動カート。Air Macベースステーションも一緒に運べば。動くインターネット教室になる

教育コーナーにくっついて“Higher Ed”――つまり高等教育のコーナーもあり、さらにその中に“Lab Mac OS X”という部屋(+セミナールーム)が設置されており、ここもなかなか見所がある。要はMac OS XをUNIXとして使い、学術研究などに活用する展示が行なわれているのだが、“あなたのMacで#!/bin/sh?問題はありません”というポスターが効いてか、UNIX系ユーザーも大勢立ち寄っていたようだ。

アップルは米国に続いて、フランスでもUNIXユーザー向けの広告を展開!?アップルは米国に続いて、フランスでもUNIXユーザー向けの広告を展開!? もっとも、これは高等教育市場に的を絞ったポスターのようだ。ちなみに「#!/bin/sh」とはUNIXのシェル(文字操作機能)を呼び出すための命令

なお、教育コーナーのすぐ近くには“CyberKids”という部屋も用意されており、子供達が暴力の少ない最新の子供用ゲームソフトやエデュテイメントを楽しめるようになっており、Expo会場を見て回る親たちのちょっとした託児施設にもなっていた。

CyberKidsコーナー
CyberKidsコーナー。子供が写っていないのは閉場時間後に撮影したため

CONSUMERエリアには、この他、iMovieやiPhotoを学べる無料体験コーナーも用意されているのだが、これがイスが同じ向きで並んだ、いわゆるセミナールーム形式ではなく、生徒たちの様子を覗き込むチューターが歩き回り、デジタルカメラやデジタルビデオの被写体(モデルやモノ)が置かれる舞台を中心にU字型に配置されていたのも面白かった。

iMovieコーナー
Consumerエリアに用意されたiMovieコーナー

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