充実したインターフェイスに加えて
ポートリプリケータも装着可能
各種ケーブル、カード類を本体に接続したところ。コネクタ位置は写真参照のこと。 |
本体右側面には標準バッテリを装着したスロットと,ハードディスクを内蔵するスロットがある。バッテリスロットはカバーを下方向に押すと簡単に開けることができる。内蔵するバッテリは別売のバッテリパックと同じPCGA-BP2E(容量3400mAh)だ。ハードディスクスロットはネジ止めされている。搭載しているハードディスクは,前述のとおり東芝製の「MK4018GAP」だった。
本体背面には,右から順にUSB,ヘッドフォン,マイク,56kbpsモデム,USB×2,Ethernetポート(10BASE-T/100BASE-TX),AV出力端子,外部ディスプレイ出力,プリンタ,DC INが並ぶ。
本体前面および背面。 |
充実したインターフェイス群だが,スペック的には映像編集もらくらくこなせるマシンであり,後述するがバイオ標準とも言うべき映像関連アプリケーションもプリインストールしているのに,GRにはS端子がない。しかし,GRの本体底面後部にはポートリプリケータ接続端子があり,別売のポートリプリケータ「PCGA-PRGR1」を接続すれば,S端子のほかPS/2やシリアルポートなども使用可能になる。PCGA-PRGR1の装備するインターフェイスはDC IN,USB,PS/2,Ethernet,シリアル,プリンタ,外部ディスプレイ出力,S端子,AV出力端子,ライン入力となっている。
また,春モデルに標準でインストールされたアプリケーションだが,「DVgate Ver.2.5」や「MovieShaker Ver.3.3」,「PictureGear Ver.5.1」など,バイオに必須の映像・音楽関連アプリケーションがひととおりそろっている。それに加えて上位2モデル(PCG-GR9F/P,GR7F)には,フォトレタッチソフト「Adobe Photoshop Elements」および映像編集ソフト「Adobe Premiere 6 LE 日本語版」もプリインストールされている。Office XP Personalを搭載するのは型番に/BPの付く下位2モデル(PCG-GR5F/BP,GR3F/BP)のみとなる。また,Windows XP Professionalをプリインストールするのは最上位モデルのPCG-GR9F/Pのみで,下位3モデルはWindows XP Home Editionだ。