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Word実用文書作成のツボ 第1回

修正点が「すっきり」ひと目で分かる文書を作る

2009年01月16日 08時00分更新

文● アスキー・ドットPC編集部

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操作3 変更履歴やコメントを承諾/削除する

 変更履歴に対して、変更された内容を最終的に文書に反映させる「変更の承諾」や、変更内容を無視する「変更の削除」ができます。

 記録された変更内容をひとつひとつ確認しながら反映させるかどうかを決めていきます。


■変更を承諾する

ツールバーの[次へ]ボタン

変更個所に移動するには、ツールバーの[次へ]ボタンを押す

 (A)[変更の履歴]ボタンがオンになっている場合は、クリックしてオフにしておきます。

 (1)[次へ]ボタンをクリックし、変更個所を選択されます。選択された個所は反転表示になります。

[変更の承諾]ボタン

[変更の承諾]ボタンをクリック

 (2)[変更の承諾]ボタンをクリックします。

文字の変更が適用

文字の変更が適用された

 変更内容が文書に反映され、変更履歴の表示が消えました。ここでは、挿入された文字についていた色が解除されました。

 承諾を取り消し、変更履歴を再表示するには「標準」ツールバーの[元に戻す]ボタンを使います。

次の変更個所に移動

続けて、次の変更個所に移動

 続けて変更個所を承諾するには、(3)[次へ]ボタンをクリックして、次の変更個所を選択します。

変更個所をまとめて反映

変更個所をまとめて反映させることもできる

 反転している部分を確認し、(4)[変更の承諾]ボタンをクリックして文書に反映させます。文字列の削除を承諾すると、吹き出しが消えます。

 なお、文書内の変更個所をすべて承諾するには、(2)[変更の承諾]ボタンの[▼]をクリックして[ドキュメント内のすべての変更を反映]を選択します。


■変更を無視する

変更を無視

変更を無視する手順

 (1)[次へ]ボタンをクリックし、変更個所を選択します。反転している部分の変更内容を確認し、(2)[変更/削除コメントを元に戻す]ボタンをクリックします。

変更前の書式状態

変更前の書式に戻った

 変更内容は文書に反映されず、変更を加える前の状態に戻ります。ここでは、書式の変更(太字に変更)を無視したため、変更前の書式に戻りました。同時に変更履歴も消えました。


 (次ページ、コメントを消してみよう、に続く)

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