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CYBERDYNE STUDIOがオープン

強化ロボットスーツの試着スペース、筑波に登場

2008年11月06日 21時48分更新

文● チバヒデトシ、岡本善隆(企画報道編集部)

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 エントランスを抜けると、17メートルのスクリーンをバックに、大型のロボットが来館者を出迎える『ワンダーホール』がある。ここでは1985年に開催された「つくば博」のパビリオン・芙蓉ロボットシアターが再現されている。続いてさまざまな映像コンテンツを映し出す円形のシアター『オムニビジョン』がある。

オムニビジョン

HALの情報を盗み出したスパイロボットを、HALをインターフェイスとしたマイクロロボットで追いかけるストーリー

 第1弾のコンテンツとしては「マクロス」シリーズで知られるビジョンクリエイター、河森正治氏の総監修によるCG+実写のエンタテイメント作品が上映されている。作中ではHALをインターフェイスにして、マイクロサイズのロボットを操縦する場面が出てくる。これについては山海教授が基本コンセプトを河森氏に伝え、そして河森氏サイドでイメージを膨らませたとのことだが、山海教授は「こういう場でハッキリとは言いにくいが、2年以内には実現したい」との発言も飛び出した。

 このほか『サイバニクスクロニクル』では同施設のテーマである人間・機械・情報系技術が複合・融合した学術分野である『サイバニクス』に触れて学べる体験型エデュテイメント・コンテンツが用意されている。この他、ロボットの操縦体験ができる「ロボットスタジアム」や科学についての情報交流サロン「サイエンスカフェ」などがある。そして、同施設の目玉であるHALのデモンストレーションと装着体験ができる「HALトライアルラボ」がある。

古今東西のロボット

過去の日本の玩具用ロボットなども展示されている

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