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今日からVista再入門

子供のパソコン利用、きちんと管理してますか?

2008年10月18日 10時00分更新

文● 小西利明/トレンド編集部

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子供がパソコンを使う時間をきっちり制限

 「使用時間の制限」は、その名のとおり子供がパソコンを使える時間を制限する機能だ。

「使用時間の制限」の設定画面

「使用時間の制限」の設定画面。マウスでドラッグするだけの簡単設定が可能

 設定は簡単で、曜日ごとに0時から24時まで、1時間単位で区切られたマス目をドラッグして、子供に使わせたくない時間を指定するだけだ。曜日ごとに指定できるので、「土曜日は多少夜更かししてもいいだろう」という場合は、遅い時間まで許可するといった設定ができる。

 使用許可時間以外に、子供がパソコンを使おうとログオンを試みても、下の画面のように警告が出て、一切ログオンはできない。

許可時間以外では、子供側アカウントでのログインは一切できない

許可時間以外では、子供側アカウントでのログインは一切できない

 使用時間の制限がかけられた状態では、子供側アカウントでタスクトレイの「保護者による制限」アイコンにマウスカーソルを合わせると、残り時間が表示される。さらに、残り時間が15分、および1分になると、バルーンで警告が表示される。なにかの作業をしていたなら、バルーンが出た時点でファイルを保存させて、いつでもログオフできる状態にさせよう。

タスクトレイ上のアイコンで残り時間を把握できる

子供側ではタスクトレイ上のアイコンで残り時間を把握できる

残り時間が15分、および1分になると、バルーンでの警告が出る

残り時間が15分、および1分になると、バルーンでの警告が出る

 子供が使い続けた状態で禁止時間がくると、画面がいきなり暗転して、強制的に「ユーザーの切り替え」画面に切り替わる。あくまで切り替わるだけなので、作業中のファイルが消えてしまうことはない。

 しかし、許可時間が来るまでは再ログオンできないし、その状態のままパソコンを再起動やシャットダウンすれば、子供が作業中のデータは失われる(その状態で再起動しようとすると、警告が表示される)。

 子供には「バルーンが出たら、使い終える準備をする」ように覚えさせておく必要があるだろう。

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