まだまだ現役! 「Playstation2」
2005年に次世代機先鋒として「Xbox 360」が発売、そして2006年末に「PS3」と「Wii」が発売され、旧世代機となった「PS2」。この世代交代の中で緩やかに市場を明け渡して行くかと思いきや、未だに現役といえる存在感を誇る。
ハード面では、毎週コンスタントに1万台近くを売り上げ、プレイステーション3に匹敵するほどの販売台数を保っている。また、ソフト面でも「ペルソナ4」や「Jリーグ ウィニングイレブン2008 クラブチャンピオンシップ」、「実況パワフルプロ野球15」など、人気シリーズが未だに発売され続けており、まさに現役ハードといえるポジションをキープしている。また、現在発売されているPS3(40GBモデル)がPS2互換機能を削ってしまったため、買い換え需要で再びPS2を購入するユーザーの多いことや、膨大なソフト資産から選び抜かれた名作が、ベスト版として買いやすい値段で再販されているなども大きな理由ではないかと予想できる。
このPS2の動きは、「スーパーロボット大戦Z」、「真・三國無双5 Special」、「デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王」、「ガンダム無双2」など名だたるソフトが発売・予定されていることから、年末まで確実に続きそうな勢いだ。
ここ5週間のPS2 週間販売台数
販売週 | 販売台数(推定) |
---|---|
8月18日~8月24日 | 9077台 |
8月25日~8月31日 | 8200台 |
9月1日~9月7日 | 7879台 |
9月8日~9月14日 | 7294台 |
9月15日~9月21日 | 7885台 |
推定販売台数はアスキー・メディアワークスのアスキー総合研究所調べ(2008年9月25日現在)。
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