特集4回目となる今回は、2005年に次世代機として他機種に先駆けて発売され、現在まで販売面では苦戦しているものの、ゲーム好きからの熱い支持がある「Xbox 360」を紹介するぞ。9月11日に本体価格の値下げが行なわれ、買いやすくなったXbox 360に注目してみてはいかが?
ソフト屋としての充実したネットワークサービスと
ゲーマー向けタイトルの多さがウリの「Xbox 360」
販売台数こそ約72万台と、他社据え置き機と大きな開きのあるXbox 360だが、ゲームらしい遊びの面白さや目新しさなどの部分では、いま一番アツイハードといえる。
夏以降のXbox 360を大きく引っ張っているのが、業界のトップを走るハードのようなタイトルが揃っている、RPGのラインナップだ。既に発売済みの「テイルズ オブ ヴェスペリア」や「インフィニット アンディスカバリー」以外にも、年末までにはスクウェア・エニックスの新RPGブランドを担う「ラスト レムナント」や、世界300万本の実績を誇る「ザ エルダースクロールズ IV: オブリビオン」の拡張ディスク「シヴァリング・アイルズ」(発売日未定)、オブリビオンのスタッフが作る「Fallout3」(12月4日発売予定)に「Fable2」(12月18日発売予定)とそうそうたるタイトルが並ぶ。
また、RPG以外でも10人でのオンライン対戦が行なえる「FIFA09」(11月13日発売予定)や、徹夜ゲー(気づいたら徹夜してしまっていたゲームの意)の名門の新作「シヴィライゼーション・レボリューション」(12月11日発売予定)、1つの都市でやりたい放題「グランド・セフト・オートIV」(10月30日発売予定)なども予定され、ソフトラインナップ全体でかなりの充実度ともいえるのだ。また、今秋の大型アップデートでは、アバターの機能も追加され、ボイスチャット、ビデオチャットに第三のコミュニケーションツールが追加される。
価格も、1万9800円からのラインナップとなり現行機でもっとも安いハードとなった。弱いと言われ続けていた国産タイトルもかなりの充実度のXbox 360。たしかに海外産ゲームも多いが、以前言われていたとっつきの悪さなどはもはや昔の話。ゲーム好きを自負する人であれば、ソフトも充実するこの年末はまさに買い時と言える絶好のタイミングなのだ!
ここ5週間のXbox 360週間販売台数と累計販売台数
販売週 | 販売台数(推定) | 累計販売台数(推定) |
---|---|---|
8月18日~8月24日 | 4276台 | 65万8942台 |
8月25日~8月31日 | 3288台 | 66万2230台 |
9月1日~9月7日 | 908台 | 66万3138台 |
9月8日~9月14日 | 2万9678台 | 69万2816台 |
9月15日~9月21日 | 1万4693台 | 70万7509台 |
9月22日~9月28日 | 1万1989台 | 71万9498台 |
推定販売台数はアスキー・メディアワークスのアスキー総合研究所調べ(2008年10月2日現在)。
(次ページへ続く)
ASCII.jpの最新情報を購読しよう