ブラウジングを快適にする新機能
IE8ではブラウジングを快適するための、新しい機能がいくつも導入されている。そのひとつが、アドレスバーから「お気に入り」や履歴を検索する機能だ。
IE8ではアドレスバーに文字列を入力すると、インターネット検索を行なうだけでなく、パソコン内のお気に入りや表示履歴から検索も行ない、マッチすると思われるウェブページとURLを一覧表示できる。
また、検索ボックスからの検索では、検索候補のサイトにある画像を縮小イメージで一覧表示する機能も加わり、目当てのサイトを探しやすくなっている。
ページ上で選択した文字列に対して、同じ画面内でウェブアプリケーションを表示・実行する「アクセラレーター」と称する機能も実装された。例えば住所や地名を選択すると、Live Mapsで該当する地点の地図を表示したり、Live Searchでインターネット検索をかけられる。応用次第で便利に使えそうな機能だ。
そのほかにも、ウェブページを部分的に切り取ってお気に入りに保存し、いちいちそのページを表示しなくても該当部分だけを表示できる機能「Web Slices」も加わった。こちらはウェブページ側での対応も必要だが、ショッピングやオークションサイトなどで有効に活用できそうだ。