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ドトーの液晶モニタテスト! 第1回

[特集] オレ達はイイモニタが欲しいんだ!

液晶を いま買わなきゃ いつ買うの!?【17~19インチローエンド編】

2008年05月20日 19時30分更新

文● 山田 広樹

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デュアルディスプレイ用やビジネスユースに最適な
SXGA対応17インチディスプレイ

 最大3万円ほどの予算で十分買えるこのクラス。どのモデルも低価格化のためにしのぎを削っているため、あまり機能にこだわってはいけない。
 肝心の画質面では、発色には問題がないものの、TNパネルを採用しているので視野角が狭い。ただ、画面サイズが小さめなので、画面隅の色味やコントラストの変化が意外と少ないのが隠れたメリットだ。

アイ・オー・データ機器
LCD-A176GW

サイズ/解像度 17インチ/1280×1024ドット スピーカー 1W+1W
入力端子 D-Sub15ピン
設置面積 幅373×奥行き194×高さ377mm
実売価格 約2万5000円前後

安価+省スペースでサブPCに便利

 SXGAモデルの省スペースさとあわせて、サブPC用モニターなどに活用しやすい。ただし、入力端子をD-Sub15ピンのみに絞っているので注意しよう。安価ながらスピーカーを搭載。また、SXGAのため、画面の上下方向がやや暗めに見えてしまうことがある。

設定ボタン

設定ボタンは左から「メニュー」「音量調節(-)」「音量調節(+)」「AUTO(自動画面調整)」「電源ボタン」。設定ボタン自体は操作しやすい正面にあるのだが、押し心地が恐ろしく固いのが気になった



BenQ
G700A

サイズ/解像度 17インチ/1280×1024ドット スピーカー
入力端子 D-Sub15ピン
設置面積 幅367×奥行き137×高さ370mm
実売価格 約2万2000円前後

機能を極限まで絞って低価格化

 スピーカーなし、D-Sub15ピンのみ搭載と機能を極限まで絞り、2万円+アルファの実売価格を実現。液晶パネルはやはりTNと思われ、画面正面でも上下部分の輝度が下がっているのが分かる。発色は全体的に色が薄く、PCの実用作業に向いた目に優しい発色といえる。

設定ボタン

設定ボタンは左から「AUTO(自動画面調整)」「MENU」「画質モード変更」「輝度・コントラスト設定変更」「決定ボタン」を搭載。ボタンは画面真下、下から上に押し込む方式で手探りになりやすく、ボタンの内容が分かりにくいのが残念

■関連サイト



三菱電機
RDT1714VM

サイズ/解像度 17インチ/1280×1024ドット スピーカー 1W+1W
入力端子 D-Sub15ピン、DVI-D
設置面積 幅371.4×奥行き210.8×高さ381.4mm
実売価格 約2万7000円前後

動画向けの鮮やかな発色が魅力

 D-Sub15ピン+DVI-Dの2入力対応にスピーカー搭載と、機能充実の1台。ただし、「動画」や「写真」といった画質モードはなく、ビジネスユースに向けて割り切った作り。画面は全体にやや暗めで落ち着いた雰囲気だが、発色が鮮やかで意外にも動画との相性がいい。ただし、DVIがHDCPには対応していないので要注意。

操作ボタン

左から、「輝度調整を中心としたメニュー呼び出し」(調整時の“-「マイナス」”)、「音量調整を中心としたメニュー呼び出し」(調整時の“+「プラス」”)、「MENU」「入力切り替え」「電源ボタン」を搭載。ボタンが真正面にあって操作しやすいほか、スタンドがクリップなどの小物トレーとして使えるのも便利

■関連サイト


ライター ヤマダの「オレならコレを買うね」

視野角の広さが決め手!
三菱電機「RDT1714VM」

 RDT1714VMを選んだのはズバリ視野角。ほか2機種は画面の上下が暗くなりがちだったけど、これはそんなにひどくなかった。さらに2入力対応で使い勝手もいい。でも、ちょっとお高いのが難点。

 次ページからは19インチワイド液晶ディスプレイとして、

  • アイ・オー・データ機器「LCD-AD191XB2」
  • 三菱電機「RDT193WM」
  • iiyama「ProLite E1902WS」
  • バッファロー「FTD-W924HSR/SV」

の4機種を紹介していこう。

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