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ここが変わったWindows Vista 100連発! 第81回

Windows Mobileとの連携が変わった

2008年04月30日 10時00分更新

文● 柳谷智宣/アバンギャルド

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Microsoft ActiveSync

Windows 2000/XPでPDAなどのデバイスと同期するには、「Microsoft ActiveSync」を利用していた

Windows Mobile デバイスセンター

Windows Vistaではそれが、「Windows Mobile デバイスセンター」になった

この機能はWindows Vistaの全エディション(Home Basic、Home Premium、Business、Enterprise、Ultimate)でお使いいただけます。

 PDAやスマートフォンなどのWindows Mobile端末とWindowsパソコンでデータを同期する際には、Windows XPまでは「ActiveSync」というアプリケーションを利用していた。一方Windows Vistaでは、「ActiveSync」をサポートしておらず、同等の機能を持つ「Windows Mobile デバイスセンター」に置き換わった。ただし、Vista自体には付属しておらず、ダウンロードなどで別途導入する必要がある(関連サイト参照)。

Mobile デバイスセンターはダウンロードセンターから入手

Mobile デバイスセンターはVistaには含まれていない。マイクロソフト ダウンロードセンターから、インストールファイルを入手する必要がある

 Mobile デバイスセンターでは、「Outlook 2007/2003/XP」の予定表や仕事、連絡先をはじめとして、任意の文書・画像データなどの情報やファイルを、パソコンとWindows Mobile端末間で同期できる。ユーザーインターフェースも、Vistaに合った見やすいデザインに一新された。

 なお、Windows Mobile端末内のファイルにエクスプローラでアクセスしたり、Windows Media Playerのライブラリを転送する機能は、Windows Vistaが標準で搭載するようになった。これらの用途なら、Mobile デバイスセンターがなくても利用できる。

Mobile デバイスセンターはOutlook 2007にも対応

Mobile デバイスセンターは、最新のOutlook 2007にも対応している

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