Macの挙動を常にキャッチ
17. アクティビティモニタ
Mac OS X上で動作しているソフトやサービスなどのCPUやメモリーの占有率、ハードディスクの空き容量、ネットワークの稼働状況などをチェックできるソフト。不具合の原因を突き止めるのに役立つ。
メインウィンドウでは、各アプリケーションの、CPU占有率、スレッド数、メモリー/仮想メモリーの使用量がリスト表示される。また「種類」欄では、アプリケーションのバイナリーも確かめられる
パスワードを一元管理
18. キーチェーンアクセス
.Macなどのメール/オンラインストレージサービス、ショッピングサイトの決済に利用するログイン名とパスワードを一元管理できる。登録済みのサービスは、キーチェーン用パスワードを入力するだけで利用できる。
複数のIDを使い分けていると、使用頻度の低いサービスのものは忘れてしまうことが多いだろう。キーチェーンに登録しておけば一元管理できるほか、各サービスのID/パスワードを確認することもできる
タイマー機能でなんでも撮影
19. グラブ
デスクトップ画面を画像として保存できる画面キャプチャーソフト。同種の機能はOS自体にも備わっているが、タイマーを使った時間差撮影やマウスカーソルを表示した状態での撮影は「グラブ」にしかできない。
全画面、矩形範囲、ウィンドウなどの撮影が可能。なおOS標準の機能では、「command」+「shift」+「3」キーで画面全体、「command」+「shift」+「4」キーでウィンドウの撮影が可能だ。さらに「command」+「shift」+「4」+スペースキーで撮影すると、ウィンドウ枠にドロップシャドウが付いた状態でキャプチャーできる
エラーやクラッシュの詳細がわかる
20. コンソール
Mac OS Xが記録するログファイルを閲覧できるソフト。ソフトが不正終了した場合や、システムが正しく終了/再起動されなかったときなどの状況が、ログとして記録される。
ログファイルの内容は一般のユーザーにはわかりにくいが、どのソフトが不正終了したのかなどは判別できるだろう。ログは、インストールやプリント(cups)、ウェブサービス(apache2)などに分類されている
(次ページに続く)