(株)SUNは14日、米リンデンラボ(Linden Lab)社が運営するオンライン3D仮想世界「Second Life」(セカンドライフ)を、携帯電話機から利用できる「セカンドライフ携帯ビューア」サービスを、今月15日より正式サービスとして提供すると発表した。キャンペーンとして2008年1月末までは有料版の機能がすべて無料で利用できる。利用料は月額315円。
セカンドライフ携帯ビューアは、11月1日から200名のモニターによる試験サービスを行なっていたが(関連記事)、モニターからの意見などから、本サービスに向けてビューアの改良などが行なわれていた。有料版では、テレポート機能や検索機能、持ち物やセカンドライフ上の自分の容姿を変更する機能が提供される。
なお、セカンドライフ携帯ビューアは無料版も提供される。無料版は、同社が運営する「Tokyo ZERO 番地」内において、一部機能に限定して利用できる。対応端末は、(株)NTTドコモのFOMA 90X/70Xシリーズ。
また、本サービスの開始に当たり、(株)ティーカップ・コミュニケーションと共同で、「セカンドライフ携帯ビューア」有料会員に対し、登録後3ヵ月間無料で利用できるマンションの一室(セカンドライフ内の仮想空間)が与えられるキャンペーンを実施する。3ヵ月後のマンション利用料金については、別途同社ウェブサイトにて公開される予定だ。