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伊藤理絵の“アフィリエイトの謎” ― 第21回

顧客リスト集めにも使われる「無料レポート」

2007年10月04日 00時17分更新

文● 伊藤理絵 (アフィリエイト研究家)

Q 最近ネットで「無料レポート」というのをよく見かけるんですが、何ですか?



アフィリエイトノウハウが無料で読み放題!?


 こんにちは。アフィリエイト研究家の伊藤です。インターネットでアフィリエイトのノウハウを探すと、必ずと言っていいほど検索結果で目にするのが「無料レポート」。これは一体、誰が、どんな目的で配布しているものかご存知でしょうか?

 
無料レポートスタンド
無料レポートスタンドとしては最も古参の「まぐぞう」

 無料レポートは、その名のとおり無料で配布されているPDFファイルのことで、主にインターネット上にいくつかある「無料レポートスタンド」と呼ばれる配信サービスにて配布されています。

 その内容といえば、アフィリエイトの手法だけでなく、ダイエットの方法、モテるテクニックなど、さまざまなものが存在します。各レポートの品質や信憑性については「ピンからキリまで」といったところですが、中にはSEOやアクセスアップの手法など、専門的な情報を調べるに役立つものもあるのが実情です。



属性の合った顧客リスト獲得の仕組み


 さてそんな無料レポートですが、もちろんボランティア目的で配布されているわけではありません。その目的は、顧客リストの獲得です。顧客リストとは、特定の情報に興味を持ったユーザーにコンタクトできるメールアドレスを意味します。

 無料レポートスタンドで無料レポートを入手する際には、引き替えにメールアドレスを入力する必要があるため、レポートの作者の元にはダウンロードしたユーザーのメールアドレスが集まるのです。

 例えば、「Google AdSenseで毎月3万円稼ぐ方法」という無料レポートを公開し、数多くダウンロードされたとしたら、その名のとおりGoogle AdSenseで小遣いを稼ぎたい人のリストが手元に集まります。

 このリストを何に使うかといえば、配布者がアフィリエイトのために利用します。リストのメールアドレスに対し、メルマガなど通じて、興味のありそうな内容の関連書籍や情報商材、通信講座を紹介すれば、普通の読者よりも高い成約率が期待できるというわけですね。


(次ページに続く)

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