世界的ビックタイトル「Halo3」
ついに発売開始
世界中で150万本が予約され、先日の幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ」の目玉タイトルの1つでもあった「Halo3」がこの日発売となった。
日本におけるFPSゲームの人気は欧米に比べると低いものの、熱狂的なファンも多く、ショップによっては開店と同時に購入していくサラリーマンの姿などがあったようだ。 夕方の段階での店舗の反応も上々で「注目度に恥じない売れ行き」という声や「据え置き型の本体セットモデルはこのところ芳しくなかったけど、思った以上に台数が出ています」といった話を聞くことができた。
とはいえ、この日の店頭での扱いは大きくなく、日本におけるFPSの夜明けはまだまだ遠いことを感じさせられたことが、筆者としては非常に残念でならない。
「ファンタシースターユニバース イルミナスの野望」
売れ行き好調!
この日に、店舗でもっとも大きく取り扱われていたのは、人気MMORPG「ファンタシースターユニバース イルミナスの野望」。
昨年の8月に発売された「ファンタシースターユニバース」の続編となるもので、PS2版とWindows版が同時に発売となっていた。売れ行きは圧倒的にWindows版が人気で、PS2版は秋葉原では若干苦戦していたようだ。
ソフマップアミューズメント館のPCソフトコーナーのWindows版は飛ぶような勢いで売れていて、担当者によると「夕方の段階で一旦店頭在庫がなくなったので補充したが、その在庫ももうすぐ売切れてしまう。明日まで在庫が持たなければ、明後日、再入荷するまでは売り切れになってしまう」とのこと。またアソビットシティの担当者も「今日と明日の早い段階で売り切れてしまうと思う。再入荷分が土曜日に販売されるまで、在庫が持つとは思えない」と景気の良いコメントが聞かれた。
また、この日は、セガが経営するアミューズメントストア「GIGO」で、秋葉原のキャンペーン実施店舗で購入したレシートを持参すると、同タイトルのオリジナルグッズが当たる抽選に参加できる発売イベントが行なわれた。
そのほか発売された製品
先週登場した「金色のコルダ2 アンコール」に続いて、女性向けタイトルが2本登場。女性向けフロアを充実させているメッセサンオー本店のスタッフによると「悠久ノ桜」が若干強いが、どちらも予約、一般販売共に好調とのこと。
このほか、PSP用「英雄伝説 空の軌跡SC」やPS3用「アガレスト戦記」なども発売されたが、売れ行きはいまひとつ。特に「英雄伝説 空の軌跡SC」はこれまで好調な売れ行きを見せていたタイトルということもあり、店舗の期待も高かったようだ。しかし非常に動きは鈍く、あるショップスタッフは「こんなはずじゃなかったのに、このところのソニーのタイトルはは空振りが多い」といったボヤキの声も聞かれた。
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