久しぶりの男の子向けゲーム
「BLADESTORM 百年戦争」
先週に引き続き、今週もコーエーから新作タイトルが発売となった。この日に発売されたのはPS3用の「BLADESTORM 百年戦争」。欧州100年戦争を舞台にした同ゲームは、傭兵部隊の指揮官として戦場を駆け抜けるアクションゲームだ。
ソフトのみの通常版と、サントラCDやビジュアルブックなどの付いたプレミアムボックス、PS3本体同梱版の3種類を発売。通常版とプレミアムボックスの売れ行きは、PS3本体の出荷数から考えるとかなり好調な売れ行きになっているという。とはいえ本体普及の目玉にはならなかったようで、秋葉原の各店舗で話を聞く限り、同梱版の出足は良くないようだ。
また、あるショップの男性スタッフから「最近のコーエー作品は女性ファン向けのものが多かったが、久しぶりに男の子がガッツリ楽しめる作品なので、PS3で終わってしまうのはもったいない」といったコメントも聞かれた。
ジャンプ祭り到来?
連載作品から3タイトルが発売
週刊漫画誌の雄“週刊少年ジャンプ”で連載中の3作品がゲームとして登場した。PS2用では「銀魂 銀さんと一緒! ボクのかぶき町日記」「家庭教師ヒットマンREBORN! ドリームハイパーバトル! 死ぬ気の炎と黒き記憶」の2タイトル。DS用では「ワンピース ギアスピリット」の1タイトル。どのタイトルも元になった作品は、単行本が10巻以上発売されている人気作だ。
どのタイトルも固定ファンがいるので、ほぼ店舗の予想通りの販売数となっている様子。そのなかでも「銀魂 銀さんと一緒! ボクのかぶき町日記」の出足が好調で、女性ファンが購入していく姿も多数見られた。アソビットゲームシティのスタッフは「同作品の予約特典CDの完成度が高いこともファンの購入に繋がっているのでは?」と話していた。
今週も特典テレカ付き作品は3タイトル
今週も店舗特典テレカが付く作品は3タイトル。「水夏A.S+EternalName」と「Chanter~キミの歌がとどいたら#~」の2タイトルがPC美少女ゲームからのPS2への移植作品となっている。
PCゲームとしてもヒットした“水夏”は初回版の売れ行きが好調で、15時前後の段階で、一部の店舗では売り切れているところもみられた。
残りの1つは、人気シミュレーションRPGシリーズの新作DS用「サモンナイト ツインエイジ~精霊たちの共鳴~」。サモンナイト ツインエイジは本編ではなく外伝作品になり、同シリーズ初のDS作品ということで注目を集めていたが、当日の売れ行きは期待値を超えることはなさそうだった。
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