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2007年09月20日更新

実践を検討すべき! ITILの運用の意義と現状

日本ヒューレット・パッカード株式会社 ソフトウェア事業本部 シニアテクニカルコンサルタント 久納信之さん

久納信之さん
日本ヒューレット・パッカード株式会社
ソフトウェア事業本部
シニアテクニカルコンサルタント

ITIL(アイティル:Information Technology Infrastructure Library)は、英国商務省OCG(Office of Government Commerce)がITサービスマネジメントの効率的な実践方法を体系的にまとめて標準化したもの。すでにIT業界のデファクトスタンダードとなりつつあるが、現場ではどのような意義を持つのか、日本ではどのように実践されいるのか。日本でのITILの導入促進活動を行なっている日本ヒューレット・パッカード株式会社ソフトウェア事業本部の久納信之さんに聞いた。

ITILは、ビジネス成功のためのツール

 1996年にITILの資格認定制度はスタートしました。認定資格はファンデーション認定、プラクティショナー認定、マネージャー認定と3段階。ITILファンデーション認定を受けているのは、現在、全世界で約25万人、日本でもこれまで約3万人がEXIN(注1)のITILファンデーション認定資格を取得しています。ITILマネージャー認定はやっと130人を超えたくらいですが、受験者数は年々増えています。

注1:EXIN
ITILは、イギリスの認定機関ISEBとオランダの認定機関EXINの2つの認定機関がある。どちらかの試験に合格すれば取得できる。

 ITILの基本的な考え方は「ITを効果的に利用してビジネスを成功させる」こと。そのためには、ITサービスの品質を継続的に向上させていくことや、限られた予算やスタッフの中でシステム運用やサービス提供業務を効率化していくことを基本にバリュークリエーション(価値の創造)していかなければなりません。そのツールとしてITILがあるのです。

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