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時事ニュースを読み解く “津田大介に聞け!!” 第3回

Rollyは、iPodの対抗製品ではない

2007年09月19日 11時00分更新

文● 編集部、語り●津田大介(ITジャーナリスト)

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津田さん

津田大介氏

 ここ2週間、音楽プレーヤー業界でビックニュースが続けて発表された。1つは、ソニーの「歌って踊れる」卵型の音楽プレーヤー「Rolly」の登場。もう1つは、アップルの新iPodシリーズだ。

 アップルとソニーといえば、オーディオの分野で何かと比較されることが多い。新プロダクツのどこが注目なのか、ITジャーナリストの津田大介氏に聞いた。


【解説】 Rollyと新iPod


Rolly

Rolly

 Rollyは、ソニーが10日に発表した。6つのモーターと2つのランプを搭載し、音楽に合わせて動きや光といったモーションを付けてくれる。モーションは、Rollyが自動で判断して付けるだけでなく、付属ソフト「Motion Editor」を使ってカスタマイズできるのが特徴だ。パソコンや携帯電話機のBluetoothスピーカーとしても利用できる。


 新iPodシリーズは、米アップルによって現地時間の5日に発表された。注目はラインアップに新たに追加されたタッチパネル搭載の「iPod touch」と、ビデオ再生機能を新採用した「iPod nano」の2モデル。そのほか、HDD容量がアップしたiPod classic、新色が追加されたiPod shuffleが登場している。

「iPod tocuh」(左)と「iPod nano」(右)

 同時に米アップルは米スターバックスとの提携を発表。iPod touchやiPhoneで直接曲が購入できる「iTunes Wi-Fi Music Store」というサービスも展開し、スターバックス店内で流れているBGMをiPod touchやiPhoneで確認して購入できるようにする。


(次ページに続く)

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