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航空科学博物館“航空ジャンク市”! 目玉はなんとパイロットのシート!

2007年09月12日 22時00分更新

文● 藤山 哲人

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飛行機といば、この計器!

さすがに人気の姿勢儀は、B747のものが15万円。現在コンピュータ化されているので、これは貴重なアイテム。「昨日は2個売れましたよ」と学芸員さん

これも一部マニアにとっては見慣れた計器だ

フライトシミュレータでセスナなど小型機を飛ばしていればお馴染みの、無線航行装置ひとつADF

B727操縦かん

オーバーヘッドパネル系のマイクセレクタ。インカムのマイクを無線や室内放送につなぐのを切り替える。お値段1万円

L10ラダーペダル

こちらもマイクセレクタ。VHFやHF帯の切り替えに加え無線航行装置の切り替えも。メカ好きにはたまらない一品は2万円

オーバーヘッドパネル系

エアコンの切り替え装置。駐機中は、APUと呼ばれる機体のテールにある補助エンジンを使って機内を冷暖房、航行中は左右のエンジンを使って冷暖房。エンジン3発機用のものらしく、それを切り替える装置。お値段1万円

コクピット内の装置というのは確かだが……

B747搭載品としか説明のない、アンテナセレクタ?もしくはアンプ系の何か?1万5千円

ダイヤルで識別コードをセット

航空機の識別コードを設定するトランスポンダは5千円

レーダーユニットなので床下機器だ

床に放置されている大きなユニットは気象レーダーの送受信機。機首の鼻の中に仕込まれてるパラボラアンテナに接続して、前方の雲の様子をマイクロ波で探査する。マイクロ波なので“WARNING”の表示アリ

これで自室のドアも飛行機のプラグドアに変身! アルミダイキャスト製のドアレバー。左はB747のもの2万円。重くて自室のドアがぶっ壊れるかも? 右はB737のもの1万5千円。これならなんとか付けられる?

これもレアアイテムかも?

こちらは翼の座席に設けられたB737用の緊急脱出用ドア。8万円。開け方の説明もある。翼からはシューターを経由して、地上に降りる

中央の四角い部分が気になる

何かを思えばB747のキャビンの屋根。座席番号61H、J、K用。5千円。“I”が抜けているのは“1”と見間違わないようにするため。読書灯も生きてるっぽい

中央の四角い部分が開いて酸素マスクが落ちてくると

裏返してみると緊急時の酸素マスク! こうなってるのか!

未開封の未使用品(取り付け前)

別のコーナーでは、単品での酸素マスクも。あまりお世話になりたくないが2千円

(次ページへ続く)

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