週末見るコンテンツはコレ★ 第5回
【週末見るコンテンツはコレ★】
ジャッキー ドラゴン、そしてジャー! クンフー&ムエタイ!! アジアンアクション映画の歴史をおさらいしよう
2007年08月31日 23時40分更新
全部ガチ! 要チェックのアクション・スターを見よ!!
『マッハ! プレミアム・エディション』
DVD
価格:3990円
2004年11月25日発売(発売中)
http://db.geneon-ent.co.jp/search_new/show_detail.php?softid=327541
発売元:ジェネオン エンタテインメント
発売元:クロックワークス
ブルース・リーにジャッキー・チェン、素晴らしすぎるアクションヒーローを目の当たりにしてきた我々日本人にとって、ジャン・クロード・ヴァンダムは物足りないし、スティーブン・セガールはもっさりしすぎている。ブルース・リー亡き今、アクション映画の未来はジャッキー・チェンに託すしかいのか? でもジャッキー・チェンもけっこうな歳。ワイヤーアクションとCGで誤魔化したアクションに慣れるしかないのか……。絶望寸前だった我々の前に現れた希望の星。それがトニー・ジャーだ!
「タイでもの凄いアクション映画が公開されているらしい」。アクション映画ファンの間で噂にはなっていたのだが、あまり期待はしていなかった。というのも日本公開時のキャッチコピーが、“ひとつ、CGをつかいません!”“ふたつ、ワイヤーを使いません!”“みっつ、スタントマンを使いません!”“よっつ、早回しを使いません!”というC級感漂うものだったからだ。
ところが劇場で観て驚いた。自殺願望があるんじゃないかと思ってしまうほどの超絶アクションがテンコ盛り。本気で殴ってるし、本当に燃えてるし、本当に落っこちている。
ブルース・リーのような本気の強さは感じられないが、身体能力は全盛期のジャッキー・チェンを超えているかもしれないと思わせるほど素晴らしい。
とにかく一度観てもらえばトニー・ジャーの素晴らしさは分かってもらえるはず。ストーリーなんてどうでもいい。『マッハ!』はトニー・ジャーのアクションを堪能する映画。アクション映画に新たな歴史を刻んだ名作だ。
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