週末見るコンテンツはコレ★ 第5回
【週末見るコンテンツはコレ★】
ジャッキー ドラゴン、そしてジャー! クンフー&ムエタイ!! アジアンアクション映画の歴史をおさらいしよう
2007年08月31日 23時40分更新
暑すぎた夏もそろそろ終わりですが、みなさんバテていませんか? 第5回の今回は、クンフー映画の祖・ブルース・リーの名作『燃えよドラゴン』、現在公開中の映画『ラッシュアワー3』に主演のジャッキー・チェン出世作『酔拳』、そしてアクション映画の次代を担うトニー・ジャーの『マッハ』と、格闘系アクション映画3本を紹介! 夏の終わりに、アジアンなハートを熱く燃やしてみよう!
何度も見るべし! 世界を変えた伝説の作品
『燃えよドラゴン』
BD
価格:3980円
2007年7月13日(発売中)
http://www.whv.jp/database/database.cgi?cmd=dp&num=2290&UserNum=&Pass=&AdminPass=&dp=
HD DVD
価格:3980円
2007年5月3日(発売中)
http://www.whv.jp/database/database.cgi?cmd=dp&num=5364&UserNum=&Pass=&AdminPass=&dp=
燃えよドラゴン ディレクターズ・カット スペシャル・エディション(2枚組)
DVD
価格:3129円
2004年9月10日発売(発売中)
http://www.whv.jp/database/database.cgi?cmd=dp&num=5363&UserNum=&Pass=&AdminPass=&dp=
発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
もしブルース・リーがいなかったら、『燃えよドラゴン』が公開されていなかったら、世界はどうなっていたんだろう……想像するだけで恐ろしい。
体格に恵まれない黄色人種が屈強なアングロサクソンを蹴散らす姿は世界中のマイノリティに希望を与え、白人はブルース・リーの神々しいまでの強さに憧れた。
ハリウッド資本で製作された本作は世界中で公開され、その影響力は我々日本人が想像している以上に大きい。2005年に内紛が続くボスニア・ヘルツェゴヴィナで民族和解の象徴としてブルース・リーの銅像が建てられたのは全人類が記憶しておくべき美しすぎる事実だ。
また、冒頭のサモ・ハン・キンポーとのスパーリングで使用していたグローブは総合格闘技で取り入れられている“オープンフィンガーグローブ”の原型。現在の立ち技主体のスタイルもブルース・リーがいなかったら無かったかもしれないのだ。
DVDは『ディレクターズカット 燃えよドラゴン 特別版』と『燃えよドラゴン ディレクターズ・カット スペシャル・エディション(2枚組)』が発売されているが、オススメはディレクターズ・カット スペシャル・エディションだ。262分にもおよぶ特典映像の充実っぷりがハンパじゃない。Blu-ray ビデオディスク、HD-DVDも共に発売されているので、画質にこだわる方はこちらもオススメ。
ちなみにジャッキー・チェン、ユン・ピョウ、“手をあげて横断歩道を渡りましょう”でお馴染み笑点の松崎 真もチョイ役で出演している。
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