このページの本文へ

「ライブ配信メディア完全解剖 〜過去と今、そして未来へ〜」第86回

ニコニコ生放送が720pに完全対応すればユーザーを取り戻せると思える理由

2018年03月29日 17時00分更新

文● ノダタケオ(Twitter:@noda

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
2018年3月29日14時過ぎ「ゲーム」タブの放送一覧

 「ゲーム実況だとYouTube Liveかニコ生」だった選択肢が(連載第17回 2016年12月掲載)、「YouTube LiveかTwitchかOPENREC.tv」という選択肢に(連載第60回 2017年9月掲載)変わりつつあるゲーム実況配信の利用動向に、ニコニコ生放送の存在感が薄れつつあることは、先の記事でも紹介をしたとおりです。

 昨年2017年は「ゲーム実況配信」に大きな変化があった1年でした。ゲーム実況のライブ配信者たちだけでなく、ゲームコンテンツをプロモーションしていく企業もYouTube LiveやTwitch、OPENREC.tvといったより高画質で配信が可能なプラットフォームへ移ったのです。その結果、ひと昔前までは圧倒的に人気をほこっていたニコニコ生放送からゲーム実況ジャンルの配信割合が減少したのです。

 しかし、ここ最近ニコニコ生放送でゲーム実況配信をする人の割合が増えてきたように感じます。正確に言えばゲーム実況ジャンルの配信をする人の割合が「増えてきている」というより「戻りつつある」なのですが……。最近、ニコニコ生放送でゲーム実況をしている配信者を再び見かけるようになってきた印象を受けます。割合が増えてきたと感じたのは、ニコニコ関連のデータを集計しているブログ「ニコラボ」などでも公開されているとおり。

 もちろん、ニコニコ生放送の全体的な配信数は少しずつ落ちてきているのは確かです。そんななかでも、ゲーム実況配信をする人の割合が戻ってきたことで、ニコニコ生放送から配信者、そして視聴者の離脱を食い止める、さらには呼び戻す好材料になりそうです。

 なぜ、ニコニコ生放送にゲーム実況者がわずかながらも戻ってきているのでしょうか。ニコニコ生放送にゲーム実況配信をする人の割合が戻る理由は3つあると感じています。

この連載の記事

週間ランキングTOP5

ASCII倶楽部会員によく見られてる記事はコレだ!

ASCII倶楽部の新着記事

会員専用動画の紹介も!