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肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第962回

意外な変遷

ケンタッキー根強い人気の「和風チキンカツバーガー」。発売当初は○○が違った!

2024年03月17日 16時30分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

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ケンタのあの商品の意外な秘密

 ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。みんな大好きケンタッキーフライドチキン。今日は、ケンタのあの定番商品のお話です。

日本生まれの人気商品「和風チキンカツバーガー」

ケンタッキー

「和風チキンカツバーガー」

 ケンタッキーフライドチキンの定番メニュー「和風チキンカツバーガー」を食べたことありますか?

 鶏肉を使用したボリュームのあるチキンカツに、醤油風味のテリヤキソース、特製マヨソース、千切りキャベツを全粒粉バンズで挟んだ和風の味わいを特徴としたバーガー。名称はかつては「和風チキンカツサンド」でした(2022年10月にサンドからバーガーに変更しています)。

テリヤキ味のソースが染みたチキンカツとキャベツの組み合わせ

 「チキンフィレバーガー」と並ぶ定番のバーガーメニューですが、世界でも発売されているチキンフィレバーガーに対して、和風チキンカツバーガーは、日本で生まれた国内限定の商品です。

チキンカツは肉厚でしっとり柔らか

 根強いファンも多いという本商品。誕生したのは、1995年のこと。当時、ファーストフード業界が和食ブームにあり、“てりやき”風の味が世に求められていたことから、開発に着手したという説があります。

実は開発当初から大きく進化していた。それは…

 さて、この和風チキンカツバーガー、実は発売当初から大きく変わった点があります。なんでしょうか?

 答えは、キャベツ。

 1995年発売当初は、テリヤキソースを絡めたチキンカツにキャベツではなくレタスを合わせていたとのこと。後からキャベツに変更し、商品をリニューアルをしています。

発売当初はキャベツではなくレタスだったとのこと

 確かに、和風チキンカツバーガー以前より登場していたチキンフィレバーガーが、チキンにレタスを合わせていることからも、バーガー(サンド)としてはレタスを使用するのが自然でしょう。

 最初こそレタスで発売したものの、その後、思い切ってキャベツに切り替えた判断があってこそ、甘みのあるチキンカツとキャベツの食感との食感との最高のハーモニーが生まれ、長く愛されるバーガーになったのかもしれません。

ただいま期間限定の「和風チキンカツ」も販売中

数量限定「和風チキンカツバーガー本格ゆず七味」発売中

 和風チキンカツバーガーには、ただいまバリエーション商品が登場しています。「ゆず七味マヨ」を合わせたピリ辛のテイストの「和風チキンカツバーガー本格ゆず七味」が3月13日より数量限定で発売中。

 YouTube番組「アスキーグルメNEWS」3月15日号では、定番の「和風チキンカツバーガー」の魅力に迫るほか、数量限定の新作「和風チキンカツバーガー本格ゆず七味」を実食紹介しています。気になった人はぜひチェックしてみてください。

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