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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第55回

【今月の自作PCレシピ】次世代を見越しつつ10万円+αで組むゲーミングPC

2020年07月18日 11時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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佐藤さんイチオシの
B550チップセット搭載マザー

 本構成の最大のポイントと言えるのがマザーボードで、コスト優先のB450チップセット搭載品ではなく、B550チップセット搭載マザーボードのMSI「MAG B550 TOMAHAWK」を組み合わせている。これは次世代Ryzenを見据えた電源回路の強化や、PCIe 4.0 SSDへの対応が大きな理由だ。

佐藤さんイチオシのB550マザーボードとなるMSI「MAG B550 TOMAHAWK」。10コアオーバーCPUや、PCIe4.0 SSDなど、次世代のPC構成にも対応する

 佐藤さん自身も購入して、実際に触ってみたという「MAG B550 TOMAHAWK」は、2万円台と価格は高めではあるが、16コア/32スレッドのRyzen 9 3950Xといった上位CPUにも対応できる15(12+2+1)フェーズの電源回路を備え、将来のCPU載せ替えも安心という。

 さらにM.2ヒートシンクを備える2基のM.2スロット(1基はPCIe 4.0サポート)や、コストを抑えてギガビット超えのネットワーク環境を導入できる2.5G LANと、従来のギガビットLANのデュアルLANポートの搭載、PCケースフロント用のUSB Type-Cコネクター(USB3.2 Gen1)、LEDイルミネーション(アドレサブルRGB LEDピン)の搭載など魅力いっぱいで、佐藤さんイチオシとのことだ。

2基のM.2ヒートシンクや、マザーボードを彩るLEDイルミネーションなど、魅力ある仕様になっている

USB 3.2 Gen2対応のType-AとType-Cポートなど、リアポートは標準的な構成になっているが、2.5G LANとギガビットLANの2ポートを装備しているのがポイントだ

Radeon RX 570でカジュアルゲーミング

 ビデオカードには前世代GPUになるが、「フォートナイト」や、「ファイナルファンタジーXIV」をフルHD、60fpsでプレイできる「Radeon RX 570」を組み合わせている。ビデオメモリーも余裕のある8GBなので、高画質設定も狙っていけるのがポイントだ。

デュアルファンクーラーを採用するMSIの「Radeon RX 570 ARMOR 8G J」

前世代GPUになるが、1万7000円前後で購入できるRadeon RX 570は、カジュアルゲーミングに狙い目だ

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