Windowsの外部サブディスプレーとしても使用可能
最後に電子ペーパーとしての機能ではないが、BOOX Max 3はWindowsの外部サブディスプレーとしても使用できる。実際には付属のType-C USBケーブル(電源供給)とminiHDMIケーブルの2本で、BOOX Max 3とパソコンを接続し、Windowsの拡張ディスプレーとして利用する。
実際に筆者は、Windowsのミラーリングイメージと拡張ディスプレーの両モードを試してみた。E Inkのレスポンスタイムが苦にならない、スタティックな常時表示に意義のある参照だけの表計算画面や参照テーブルのようなアプリなら、利用価値はありそうだ。
なぜか筆者のThinkPad X390では動作しなかったので、今回はGPDのMicroPCでテストした。
そんなことよりも、今や死語となった元祖「昭和のながら族」の筆者の一番のお気に入りは、AndroidのBOOX Max 3だからこそできるミュージックプレイバックしながら、アイデアを考えるという「ながら環境」だ。残念ながらType-Cプラグ一体型のイヤフォンでないと再生ができないようだった。
ここ数年に渡るそれほど、妥当性の思い当たらない独自OS搭載のデジタルペーパーに対して、きわめて普及度の高いAndroidを採用したBOOX Max 3は、新しい電子ペーパーの潮流となるかもしれない。使い勝手が良くて楽しくて拡張性の高い電子ペーパーをお探しなら、周囲の環境と親和性の高いAndroid搭載のBOOX Max 3だろう。
今回の衝動買い
アイテム:「BOOX Max 3」
・購入:FOX STORE
・価格:9万8780円
T教授
日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。
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