「NIMBUSTOR 4」をセッティング
PCに接続した「AS-U2.5G」と、「NIMBUSTOR 4」の2.5GbE LANポートをカテゴリー5e準拠以上のLANケーブルで直結したら、「NIMBUSTOR 4」の運用開始まであと一歩だ。
専用NAS OSの導入やストレージ構成などといったセッティングの流れは、簡略化されており、はじめてNASユニットを使う人もつまずかずに導入できるようになっている。
全体の流れはNASユニットで使うストレージの装着→NASユニットを運用するネットワークに接続(ここではPCと直結)→NASユニットの電源投入→NAS OSなどをPC上から行なう。
2.5/3.5インチ対応のホットスワップベイへのストレージ固定は、2.5インチは裏面からのネジ留めが必要になるが、3.5インチはドライバーレスになっている
ここでは「IronWolf 110 SSD」の960GBモデルを3台用意し、NASユニットに装着した。残した1スロットはHDDで運用する
ASUSTORでは、まず「ASUSTOR Control Center」を導入したPCから、NASユニットにアクセス。ウィザードの指示に従って、専用NAS OS「ADM」のインストールやストレージ構成を行なっていけば、基本セッティングは完了する。
環境や用途にあわせてネットワークのIPアドレスの固定とアプリを導入する必要があるが、いずれも難しくはない。
ネットワーク上のASUSTOR製NASを自動で検索、アクセス可能にする「ASUSTOR Control Center」
ブラウザーに表示される手順に沿って、NASユニットをセッティングしていこう
再インストール簡単なゲームライブラリーとしての運用を考え、SSD×3台はRAID0で構築。ここではスナップショットを無効にしているが、用途次第だ
「AS-U2.5G」と「NIMBUSTOR 4」はインターネットなしで接続され、インターネットにはオンボードLANのほうで接続される。「NIMBUSTOR 4」のセッティングが完了するまでは、ともにインターネット側LANケーブルは抜いた状態で行なうのがいい
「NIMBUSTOR 4」の基本セッティングが終わったあとは、直結したLANポートのIPアドレスは、固定しておくのがおすすめ(デフォルトのアドレスで問題ない)