LinkedInは仕事に不可欠なツール
村上代表は「経済が伸びている国では、仕事に対して自信を持っている人が多い一方で、経済的な見通しが不確かな先進国では低い指標になっている傾向がある」としながら、「加えて、日本における自己肯定感の低さが浮き彫りになっている。これは、今後の課題になってくるだろう。楽しく、いい仕事をすることに対して、自己肯定感の低さは障壁になる」とする。
さらに、この結果を受けて「リンクトイン・ジャパンとして、なにができるのかということを考えるきっかけになった」と語る。
現在、日本では約200万人のLinkedInユーザーがいるという。
村上代表は「LinkedInは転職ツールという見方がされているが、米国では仕事に不可欠なツールのひとつに位置づけられている。新たなニュースを得たり、人脈やネットワークを作ったりするうえで活用できる。
たとえば、これまで面識がなかった人とも、LinkedInを通じて知り合うことができ、協業や連携をする際にも、最適なスキルを持った人とつながることができる。
ビジネスの生産性を高め、個人が成功することを支援できる。2019年にはさらに多くのサービスを提供したい」と語る。
この連載の記事
-
第588回
ビジネス
富士通の子会社でDX専門のコンサルティングをするRidgelinez -
第587回
ビジネス
メーカー自身が認定し、工場検査後に販売するパナソニックの中古家電 -
第586回
ビジネス
マイクロソフト、日本への4400億円のAI/データセンター投資の実際 -
第585回
ビジネス
日本市場の重要性を改めて認識する米国企業、変革期にある製造業がカギ -
第584回
ビジネス
NTT版の大規模言語モデル(LLM)、tsuzumiの商用化スタート、勝算は? -
第583回
ビジネス
エコ投資に取り組むエプソン、見方によっては10年で1兆円の投資も -
第582回
ビジネス
パナソニックコネクトの現在地点、柱に据えるBlue Yonder、ロボットとは? -
第581回
ビジネス
スタートして半年の日本NCRコマース、軸はAIとプラットフォームの2つ -
第580回
ビジネス
コンカーの第2章は始まるのか、SAPの生成AIを使って効率的な経費精算を -
第579回
ビジネス
AIの筋トレはいまから始めるべし、マイクロソフト津坂社長がCopilotの議論から得たもの -
第578回
ビジネス
大赤字からの再起はかるバルミューダ、その足掛かりは? - この連載の一覧へ