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ライカはSL2を準備中!?

パナソニックのフルサイズカメラ「LUMIX S1R/S1」実機レポ!! シグマもLマウントのカメラを開発中!!!

2018年09月27日 11時00分更新

文● 写真:小山安博 編集:カメラ特捜班

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 パナソニックからLマウントを採用したフルサイズミラーレスカメラ「LUMIX Sシリーズ」が発表されました。独ライカが開発し、シグマとパナソニックを加えた3社が参加する「Lマウントアライアンス」が普及促進を図るというLマウント。協業における最初の製品がSシリーズです。パナソニックの発表会で公開されたSシリーズの実機を中心にレポートをおおくりします。

Lマウントを採用したフルサイズミラーレスカメラLUMIX S1/S1R。外観は変わらないようです

S1/S1Rはプロ向けのハイエンドカメラ
最高の技術を結集

 Lマウントは大きなマウント径と、短いフランジバックを採用しており、今回の協業によって高品質な静止画や動画の撮影を実現することを目指しています。センサーはフルサイズで、特にパナソニックにとっては、今までになかった初めてのフルサイズセンサーの採用となります。

パナソニックイメージングネットワークビジネス事業部の山根洋介部長が発表したLUMIX Sシリーズ。プロ向けとしてしっかりとした大きさと重さがあるようです

 ちなみに、シグマもフルサイズFoveonセンサーを搭載したLマウントカメラを提供すると明言しており、この両社にとっては初のフルサイズカメラを扱うことになります。

 そんなパナソニック最初のフルサイズミラーレスカメラ「LUMIX S1」「LUMIX S1R」。2モデルが用意されているのは、解像度の違いで機種を分けているからです。S1は有効画素数2400万画素、S1Rは4700万画素のセンサーをそれぞれ搭載しています。

2種類のカメラは、画素数以外は基本的には同じスペックです。連写速度などには差があるかもしれません

 解像度の違う複数モデルの投入は、最近ではニコンも新しいフルサイズミラーレスカメラの「Nikon Z7」「Nikon Z5」で行っていますが、今回のS1、S1Rは性格の違いで分けられているようです。ソニーのα7と同じような戦略ですね。風景写真などで解像度が必要な場合はS1Rを、ビデオグラファーを含めて高画質と高速性のバランスを求めるならS1を、というように使い分けられるわけです。

 繰り返し「プロフェッショナル」という言葉が聞かれたとおり、ターゲットはプロフォトグラファーやプロビデオグラファーです。そのため、デザインや操作性も追求したようで、「完璧なホールディングができるグリップ」に「最高のボタンレイアウト」だとしています。防塵防滴から耐寒まで、十分なタフネス性能も実現しているようです。

ホールディングと操作性を追求したデザイン

 その他の主な仕様としては、AFはパナソニックが得意とするDFD技術を加えたコントラストAF。ディープラーニングによるAF機能も搭載しているそうです。レンズとボディ内手ブレ補正を併用したDual I.S.も搭載。見えやすいファインダーや3軸可動の液晶モニタも搭載。XQDとSDのデュアルスロットという点もポイントが高いところです。

発表会で公開となったLUMIX Sシリーズの試作機。直線を基調としたデザインはGHよりG9Proに近いイメージです。
グリップもしっかりとしたサイズ感があります。
左の側面には大きな2つの扉があります。コネクタはこちらですかねー (模様のように見えるのは演出のプロジェクションで実機にはありません)
EVFのレンズ部はかなり大きい印象です。背面液晶の右側には大きなダイヤルと、スティック状のボタンも見えますね。
背面液晶は3軸で動くそうですが、どう開くのでしょうか? ちょっと厚みがあります。
やはりファインダー全体がかなり大きい印象です。モードダイヤルの赤いラインが効いてますね。
右サイドにもレバーと扉があります。こちらがメモリースロットでしょうか?
ボディ上部の液晶表示も大きめで視認性よさそうですね。シャッターボタンの後部には3つもボタンが並んでいます。

 パナソニックのイメージングネットワークビジネス事業部の山根洋介部長は、「プロのニーズにすべて応えるプロフェッショナル志向の製品」とアピールします。大型のマウント内径とショートフランジバックなどのLマウントの特徴に、高速・高性能なパナソニックのエレクトロニクスを加えた製品だと胸を張る山根氏。

 発売は2019年の早期。恐らく2月に日本で開催されるCP+ 2019に合わせて発表されそうです。同時にレンズも発表されましたが、50mm F1.4、24-105mm、70-200mmというもの。特に50mm F1.4は、他社でもフラッグシップクラスの名玉が揃った激戦区。これを最初に投入するところも、同社の本気度が伺えます。

当初発売予定のレンズ3本。左の50㎜には絞りリングがあります。中央が70-200で右が24-105㎜で、大きさからして明るいレンズが期待できます。。。

 これに加え、2020年までに7本のレンズを追加する計画だとしています。これにライカが高品質なレンズ群を8本用意。これに加えて、シグマは既存のフルサイズ向けレンズ群をLマウントに対応させるほか、マウント交換に対応したレンズであればLマウントへの交換サービスも実施するそうです。

 アライアンスによって一気にレンズも拡充され、ライカ、シグマのボディとレンズを自由に組み合わせて使えるというのも大きな魅力。

ライカ、シグマも含めた3社の協業によって、新しいカメラシステムとして市場にどのようなインパクトを残すのか、注目したいところです
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Lマウントについてのシグマの6つの発表。なんと2019年にはフォベオンを使ったフルサイズカメラが登場ですーーーーー!!!! キヤノンのEFレンズをLマウントに装着するアダプターも来るーーーー!!

 世界的にファンも多く、写真が質を追求するライカに、静止画だけでなく動画の世界でも定評のあるパナソニック、そして独自路線で唯一無二の存在感を示すシグマ。そんな3社が組んだことで、独特のカメラシステムとして、Lマウントは面白い存在になりそうです。

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