このページの本文へ

東京ゲームショウ2018レポート 第41回

「Déraciné」や「みんGOL」など注目作が人気!TGSのPS VRコーナー体験レポ

2018年09月23日 11時30分更新

文● ジサトラ ハッチ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

操作はPS Moveひとつで行なった。一般的なゴルフのように、クラブを振るという動作で、球を打つことになる

 先日発表されたばかりの「みんなのGOLF VR」は、その名のとおり国民的ゴルフゲーム「みんなのGOLF」のVR版。会場での体験は、1ホールをプレイした後、湖で景色を楽しむパートが入り、その後2ホール目をプレイして終了。

 VRゴルフゲームは、今までもいくつかあったが、通常のゴルフのようにコントローラーを振って球を打つ。操作は、そうした従来のVRゴルフゲームと同じで、PS Moveをクラブのように振る。

360度に広がるゴルフ場。正面にはキャディーとミニマップ、ホールの距離、クラブの飛距離などが表示されている。クラブを振ると、ヘッドの軌跡が青く表示され、飛ぶ方向が示される

 この際、PS Moveを振ったスピードによって「みんGOL」シリーズではおなじみのパワーゲージが伸びて、飛距離が変わるところが、同作品らしいところ。

 最初に素振りを行なって、どれぐらいの速度で振るとパワーがどのぐらいになるのかを確認する。PS Moveを振ると振った際のヘッドの軌跡が表示されるので、その向きを見て、飛ぶ方向も素振りで調整しておくといい。

PS Moveの〇△ボタンでクラブの切り替え、トリガーボタンで芝を撒いたりもできる

 最初はなかなか思うようには飛ばないので、慣れは必要だと感じた。会場ではトルネードカップがオンになっているため、カップの近くに球が行くと入る。こうしたシリーズ特有のお助け機能などもあるようだ。

 VRで一番目を引くのが360度に広がるコース。見目麗しいキャディーも間近でみることができるのもVRならでは。桜や湖など、リアルな風景が楽しめるのも魅力。嵐のコースなどもあれば、見てみたい。

桜の木がある春?の晴れたコースでプレイ。シリーズならではの四季折々のコースや、多彩なギミックのあるコースにも期待したい

 ただ、PS Moveでの操作は、今までのDUAL SHOCKでの操作よりも、かなり直観的になり、逆に思うところに球が飛ばないという人もいると思う。

 みんなのGOLF6などでは、ショット方法は6種類も用意されていたので、たとえば飛ぶ方向だけは最初に決めておける、といったショットモードなども用意されると、上手い人と初めての人とのハンデにもなり、より楽しめそうな気がした。

ついに発売日が決定した期待の新作もプレイ可能!

 ついに2019年1月18日に発売が決定した「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」もVRで体験できる。何度かメディアの体験が行なわれた本作だが、今回はHORIのフライトスティックが発売される情報もあるため、フライトスティックでのプレイを期待したが、残念ながらそれは叶わなかった。

 しかしながら、VRならではの360度で繰り広げられるリアルな出撃シーンに、コクピット視点で描かれる空戦は必見。雲を突き抜けるとキャノピーに水滴が付き、それが吹き飛んでいく様などは、戦闘機好きにはたまらない。

今回の体験では戦艦の艦橋から飛び立つ。格納庫から艦橋に上がり、そこからテイクオフする様は、2D映像を見るのとはわけが違う感動を覚える

 後ろを振り返ると、翼が確認でき、身を乗り出すと空から覗く地上を見ることができる。まさに気分は戦闘機乗りだ。

機首を上げたり、下げたりすると、操縦桿を上下させる様子も見ることができる

 私はあまり空戦が得意ではないので、ドッグファイトがかなり難しかったが、敵機を追う際、360度に敵が広がるので、テレビ画面を見ている時と違い、自然と顔が上を向いたり、横を向いたりすることになった。

VRでのドッグファイトは空を飛んでいる感覚を夢想するのにピッタリ。今までにないプレイ感覚に酔いしれる

 そんな、臨場感あふれるコクピットでの戦闘は、今までにない体験。かなり酔うのでは?と危惧する人もいると思うが、あまり酔いもなく快適にプレイできた。戦闘機乗りの気分を味わいたい人には必見だ。

カテゴリートップへ

この連載の記事

絶叫&興奮!「VR ZONE SHINJUKU 」をアスキー軍団が全力体験

VR体験動画一覧はこちら!