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世界一複雑な東京の公共交通を誰もが使いやすくするサービス募集

2018年07月24日 22時10分更新

文● 白木/ASCII

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 公共交通オープンデータ協議会は首都圏の鉄道、バス、航空会社などが自社の運行情報や駅の構内図などをオープンデータとしてIT企業などに無償で公開し、コンテスト形式でIT企業などにアプリやウェブサービス、IoTガジェット開発を呼びかけている。

 公共交通オープンデータ協議会は東京地下鉄、JR東日本をはじめとする公共交通機関などで組織されており、首都圏のさまざまな公共交通機関のデータ公開に加え国土交通省が整備を進めている、新宿駅、東京駅周辺の主要駅の駅構内図、施設情報も公開を予定している。

 公共交通オープンデータ協議会では「世界一複雑とも言われる『東京』の公共交通を、訪日外国人の方、障碍を持つ方、高齢者の方を含む、誰もがスムーズに乗りこなせるようにすること」を目的としている。今回の呼びかけはIT企業だけでなく、個人でもオープンデータを活用したアプリの開発が可能とのこと。

 東京を応援するアプリケーションやアイデアを広く募り、混雑解消を狙っているようだ。

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