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アスキー・ジャンク部リターンズ第201回

コレは別物だと思います:

もうペヤングじゃない「ペヤング 豚骨醤油やきそば」

2018年03月23日 17時00分更新

文● モーダル小嶋/ASCII

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 豚骨醤油といえばラーメンの定番ですが、なんとペヤングが豚骨醤油味のカップやきそばを出したというから驚きです。

 まるか食品「ペヤング 豚骨醤油やきそば」。3月12日から発売されています。内容量は115g。価格は195円でした。こいくちしょうゆと、たまりしょうゆをベースに豚骨の旨みをくわえ、最後まで飽きの来ない濃厚な味付けが食欲をそそるといいます。

 ペヤングには派生品として「激辛焼きそば」「塩ガーリック焼きそば」などがありますが、あくまで“焼きそば”の風情を残していました。しかし、豚骨醤油というと焼きそばよりもラーメンのイメージがあるのではないでしょうか。実際、かやくは、メンマ、豚肉、ねぎ。そう、いつものキャベツはありません。このあたりもラーメン、あるいは油そばのような雰囲気です。

原材料名はこんな感じ。ガラスープなどを使用していて、ちょっとラーメン感がある
540kcal。「ペヤング ソースやきそば」が544kcalですからほとんど同じ
やきそばソースはともかく、メンマ、豚肉、ねぎがいつものペヤングらしくない

 フタを開けるとソースとかやくが出てくるのですが、ペヤングでおなじみ、フタにやたらとくっつくキャベツがないのは新鮮な思いさえあります。

 ソースはペヤングでおなじみの水っぽいものではなく、少し油分が分離しており、香りもオニオンエキスが効いたもので、あきらかにいつものものではありません。どんな味に仕上がるのか、期待が高まるというものです。

ソースを入れると……ちょっとわかりにくいかもしれませんが、油がちょっと浮いている
ガーッとかき混ぜる
いつものペヤングとは少し違う
匂いはかなり豚骨醤油という感じ。ペヤングのそれではない
具材もいつものペヤングとは違いますよね

 全体的な色味としては「ちょっと色の薄いペヤング」という雰囲気でしかありませんが、やはり具材がそれほど多くないとはいえ、キャベツがないだけでずいぶん違ったように見えるものです。写真ではまったく伝わらないのですが、香りはもうラーメンのそれです。ペヤング感はまったくありません。

いただきます
こういう記事を作っていて思うのですが、31歳男性のやきそばを食べる絵面って必要かなあ
(やだ……すごく濃い……)

 濃いですね。めっちゃ濃いです。やきそばというよりは、油そばを食べている、といったほうがよいでしょう。いつものペヤングにあるソースの酸味がないので、完全に別物。豚骨醤油の味は確かにするけれど、ちょっと、いやだいぶ、チープです。ジャンクフードここにあり、といった佇まい。

 なんというか、ペヤングはそういうものでしょうと言われればそうかもしれませんが、最初の2口、3口ぐらいは「これよいじゃん!」となるんですよ。ただ、ぜんぶ食べたいかと言われると……途中で満足しちゃうというか。のどが渇くんですよね。

 酸味がプラスされていると、よいかもしれないなと思いました。たとえば、福神漬けとか、紅しょうがとか、添えてあるとうれしいかも。あと調理したら大皿に移して、宅飲みでのおつまみの一品につつくのも大いにありかと。

 いままでのペヤングの派生商品は、何かしらペヤングの雰囲気を残していたけれど、これはかなり別物です。だとすると、もうペヤングである必要があるのかという気もするけれど。ただ、まるか食品の「ジャンキーで何が悪い!」という姿勢は不変のようで、そこには感服します。ドテッとした味の焼きそばが食べたい人にはオススメです。


モーダル小嶋

1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。ショートコラム「MCコジマのカルチャー編集後記」ASCII倶楽部で好評連載中!

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