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この冬の密かなブーム!? アクションカメラで静止画を撮る 第2回

最強対決! GoPro「HERO 6」とソニー「RX0」の静止画画質&使い勝手を比較

2018年01月04日 12時00分更新

文● 周防克弥

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HERO 6は2種類の画角を選べる

広角

広角

魚眼無効

魚眼無効

 ここからは両機種の特徴的な部分を見ていこう。HERO 6 Blackでは静止画撮影時、「広角」と「魚眼無効」の2種類が選べる。広角のほうが広く写るが、いわゆる魚眼レンズのように周囲が丸く歪む。魚眼無効のほうは補正がかかるとともに画角が狭くなる。

フラット

フラット

GoPro

GoPro

 また、カラー設定は2種類あり、「フラット」と「GoPro」を選択可能。フラットほうはコントラストが下がり眠い感じになる。デフォルトはGoProのほうで、鮮やかな発色になる。

アウトドアでの使いやすさがGoProの魅力

広角のまま撮影しているが、直立するものがなく、カメラを水平に構えると魚眼効果は薄れる。感度がISO 100で撮れているが遠景まで解像力が高い

広角のまま撮影しているが、直立するものがなく、カメラを水平に構えると魚眼効果は薄れる。感度がISO 100で撮れているが遠景まで解像力が高い

 GoProはシャープネスが高く、パンフォーカスなのでAF駆動時間がなく、速写性においてRX0より優れている印象。また、近接撮影ではGoProのほうが近くにピントが合うため利便性が高い。

 単純に画質を優先するならRX0の存在は大きいが、シリーズを重ねて完成度の高くなっているGoProのほうがアクセサリーやアクションカメラとしての信頼度は高いだろう。 

 また、GoProならではのワイドな画角は魚眼レンズ特有の歪みがあるものの、そこがまた面白いメリットとして生きる場面も多い。まだまだGoProのほうがアクションカメラの世界では揺るがない地位にあるだろう。

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