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テレビの音に不満ならソニーの肩掛けスピーカーを試してほしい

2017年10月21日 12時00分更新

文● 四本淑三

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遅延やドロップの少ない独自のワイヤレス機構

 このスピーカーをワイヤレスで使う場合は、付属の専用「送信機」とペアで使う。テレビでの使用を前提とした製品らしく、送信機の音声入力は角形光デジタル仕様。製品には光デジタルケーブルも付属するので、買ってきたらそのまま接続できる。また、光デジタルが使えない場合のために、ステレオミニのアナログ入力も付いている。

送信機の大きさは約幅76×奥行き45×高さ17mm。光デジタル入力はfs=48kHzのPCMのみ入力可能。送信機の電源もUSBの5V

送信機の裏側。ペアリングスイッチとリセットスイッチがある

 この送信機をスピーカー本体とペアリングして使うが、接続はBluetoothではない。2.4GHz帯の電波を使うのは同じだが、電波の到達距離は見通し約30m、送信機1台に対してスピーカーを2台まで同時接続できる仕様で、Bluetoothよりスペックが高い(なお2台使用する場合は、もう1セット買う必要がある。スピーカー単体での販売はない)。

 メーカーでは「スピーカーと送信機間は音が途切れにくく低遅延なワイヤレス伝送技術を採用」と言っているが、確かにそのとおりで、Bluetoothより接続は安定していて、試用中のドロップは一切感じなかった。遅延が低いのも本当で、ゲームやミュージックビデオの鑑賞にも向いている。

 スピーカー本体は有線接続にも対応し、付属の専用ケーブルを使って、ステレオミニ出力の携帯ゲーム機、スマートフォンやタブレットなどと接続できる。

有線接続はスピーカー本体の左側にあるmicroUSB端子を利用

有線接続には付属の専用ケーブルを使う

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