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プリンストンが販売する高機能ストレージ「Drobo」を活用しよう

Thunderbolt 3対応Droboが登場!

USB Type-C時代到来? ならば外付けストレージはDrobo 5D3で

2017年09月27日 15時00分更新

文● 飯岡真志、編集 ●金子/ASCII.jp

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 今回は、DAS型Droboの最新型であるDrobo 5D3を紹介する。こちらのモデルは、アメリカ本国では2017年の6月に発売になっていたが、この9月から日本国内でも代理店のプリンストンから発売ということになる。

 例によって優秀なASCII.jpの編集のおかげで、いち早くDrobo 5D3を借りられたので、さっそく試してみようと思う。なお、今回の記事で使用しているDrobo 5D3は、製品版とは異なる場合があることをおことわりしておく。

あらためてDroboってなに?

 このところ「Droboってなに?」という部分についてはわかっているものとして、あまりきちんと説明していなかったので、「Drobo 5D3」で検索してこの記事を見つけていただいた初見の読者さんを想定して、基本的なところから説明しよう。

 Droboはストレージ機器のブランドの一つであり、「米Drobo社」が製造・販売している製品だ。日本国内ではプリンストンが代理店となっており、販売やサポートを行っている。一応読み方も書いておくと、Droboと書いて「ドロボ」と読む。「ディーロボ」でもないし、「ドクター・オボ(海外でこう読んだ人がいるらしい)」でもない。

米Drobo社のWebページ。扱う製品はDroboひとすじ!

 昨今、誰しもがスマートフォンを持ち歩き、動画や写真などを始めとしたさまざまなデータが作り出され続けている。これらのデータを記録するためのストレージ機器には、大量のデータを保存できる大容量と、機材にトラブルが生じた際にもデータを保護できる安全性が求められる。

 たとえば1台のHDDにデータを保存しておき、特にバックアップもしていないという状態を考えてみよう。このHDDが故障した場合、記録されているデータは失われてしまうことになるため、この状態は安全ではないと言える。ストレージの業界には、2台のHDDにデータを複製したり、3台以上のHDDにデータを分散して記録したりといった方法で、ハードウェアの故障が起きた場合でも記録されているデータを保護する仕組みが存在する。ストレージ技術に詳しい方なら、RAID(Redundant Arrays of Independent Disks、レイド)という名称を聞いたことがあるだろう。RAIDに関する論文は1988年に発表されており、30年近い歴史のある技術だ。

 昨今、ITのエキスパートやギークにかぎらず、誰もが大容量で安全なストレージを必要とするわけだが、だからといってストレージ機器を必要なユーザーは、まずRAIDについて学ぼうというのは無理な話だ。そこで出てくるストレージ機器がDroboというわけである。Droboが採用するストレージ技術は「Beyond RAID」と呼ばれるもので、文字通りRAIDを超えた(beyond)技術である。Beyond RAIDと既存のRAIDの違いはいくつかあるが、要点は以下の3点だ。

・HDDの搭載台数と設定により、RAID1/5/6相当のデータ保護が行える
・異なる容量のHDDをムダなく使用可能
・記録容量を後から増やせる

 逆に言うと、既存のRAID技術を用いたほとんどのストレージ機器では、異なる容量のHDDを組み合わせると容量のムダが生じてしまうし、一度組んだRAIDは後からHDDの構成を変えることはできない。

 Beyond RAIDを採用したDroboは、さまざまな容量のHDDを組み合わせて一つの大きなストレージとして運用し、容量が足りなくなってきたら後からHDDを追加したり、より大容量のHDDに交換したりすることで、記録容量を増やすことができるストレージだ。しかもDroboでは1台のHDD(設定によっては2台)が故障した際にも、データは保護されるし、そこから復旧するためには故障したHDDを同容量以上のHDDと交換するだけでよい。


 

(次ページ、「あらためてDrobo 5D3」に続く)

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