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自分に最適なX299マザーを選び出す 各社のオススメマザーはこれだ! 第4回

ビジュアル演出やM.2関連機能がさらに進化したMSIのX299マザー

2017年08月03日 12時00分更新

文● 鈴木雅暢 編集●北村/ASCII.jp

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ビジュアル演出やM.2関連機能がさらに進化したMSI

 本特集では、4大マザーボードメーカーのX299マザーボードの特徴と代表的なモデルを紹介している。今回はMSIのラインナップをチェックしていこう。

X299チップセットを搭載するMSI製マザーボード

多彩なビジュアル要素を導入
新デザインのM.2ヒートシンクも

 近年、ゲーミングへの傾倒を強めているMSIは、ゲーミングだけでも「Enthusiast」「Performance」「Arsenal」と3つのセグメントで展開するが、X299シリーズでもそれぞれのセグメントに個性的な製品を投入している。

MSIのX299シリーズのラインナップ。X299 TOMAHAWK AC、X299 TOMAHAWK ARCTIC、X299 RAIDERは現時点では日本未発売だ

 X299シリーズでは、Z270シリーズで導入したゲーミング/VR向けの独自機能を引き継ぐとともに、ビジュアル演出やM.2関連機能をより強化して実装している。

 ビジュアル、演出面については、従来よりのRGB LED機能「Mystic Light」に加えて、付け替え可能なパーツを同梱したり、3Dプリントアクセサリーの装着に対応するなど、LED以外の要素も取り入れ、バリエーションを増やしている。

 また、同社はZ270シリーズで他社に先駆けてM.2ヒートシンクを導入したが、X299シリーズでは複数搭載や新デザインのヒートシンクを導入するなど、さらに強化している。Intel VROCの利用を想定したM.2ヒートシンク付きの拡張カードなども用意する。

「Mystic Light」により、RGB LEDの派手な演出が楽しめる。「Mystic Light Sync」で周辺機器も制御できる

「3D X-Moutingスクリュー」により、ユーザーが3Dプリンターで出力したアクセサリーパーツを装着できる。ファンマウンターやSLIブリッジカバーなどのデータが用意される

「M.2 Shield v2」、「M.2 Shield FROZR」など、モデルによってデザインが異なるヒートシンクを装備する

ASMediaの最新高速USB 3.1 Gen.2コントローラー「ASM3142」を採用。独自の「XBoost」でさらにUSBデバイスの高速化が可能

USB 3.1 Gen.2のフロントコネクターに独自要素を追加。静電対策機能を強化し、さらにUSB信号の減衰を防ぐリピーターチップも実装している

リピータチップを搭載してUSBの信号減衰を防ぐ「VR Boost」。ケーブルが長いVRのHMDなども安心して利用できる

安心感、使い勝手を高める仕様も導入されている。CPUやメモリーなしで起動してUEFIアップデートができる「BIOS FLASHBACK+」ボタン、CMOSクリアボタンをリアパネルに装備。UEFI ROMはデュアル搭載し、UEFI内容の消失を防止する

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