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T教授の「戦略的衝動買い」 第440回

もうデジカメはいらない!? ライカの高級レンズを採用した「HUAWEI P10 Plus」を衝動買い!

2017年07月26日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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Leicaレンズの歴史的名器である「SUMMILUX」を冠した世界初のスマホ「HUAWEI P10 Plus」

Leicaレンズの歴史的名器である「SUMMILUX」を冠した世界初のスマホ「HUAWEI P10 Plus」

 発売日に「HUAWEI P10 Plus」を衝動買いした。そう言えば、なぜかHUAWEI製品に関しては、最初の「P9」、その次の「mate9」のいずれも商品発売日にヨドバシ・ドット・コムで衝動買いしている。今は、すでに手元にないP9もmate9も筆者の友人の元で大活躍中だ。

ライカレンズを搭載する最新スマホ「HUAWEI P10 Plus」

 今回紹介するP10 Plusは、ちょうど1年前の2016年6月に出荷のはじまったP9の後継機種だが、スペック的にもかなりの進化が見られる。

 プロセッサーは「HUAWEI Kirin 960 オクタコア」(4×2.4GHz A73+4×1.8GHz A53)、RAM 4GB、ストレージ 64GB、microSDカード最大容量は256GBとなっている。

 またバッテリー容量は3750mAh、画面サイズも5.5インチ(1440×2560ドット)となった。ライカとの共同開発が話題になったデュアルレンズも第二世代となり、モノクロセンサーの画素数が1200万画素から、2016年末に発売されたmate9と同じ2000万画素に向上。

 さらに2000万画素の画像を1200万画素に切り出すことで2倍ズームができる「2倍ハイブリッドズーム」機能も搭載された。

 P10 PlusはF1.8の明るい「SUMMILUX-H1:1.8/27 ASPH」レンズを搭載し、薄暗い場所でもよりノイズの少ない撮影が可能となった。

まだ2回しか買っていないけど、Pシリーズは筆者の知る限りいつも白箱

まだ2回しか買っていないけど、Pシリーズは筆者の知る限りいつも白箱

観音開きのパッケージは初めて体験した

観音開きのパッケージは初めて体験した

 発売されたばかりの白箱に入ったP10 Plus (Greenery)が届いたのは先月の6月13日だった。確かP9の時もパッケージは白箱だった。対してmate9は黒箱だった。

 どうもHUAWEIはライカとの共同開発のカメラを搭載したPシリーズとmateシリーズの2つのスマホを毎年6月と12月に発売するつもりのようだ。

 最初のP9は2016年6月。続いて筆者が購入したmate9は2016年12月。この順番で行くと、2017年の年末にはmate10が発売され、2018年6月にはP11とP11 Plusが発売される予想だ。

 年末に登場したmateのいいとこ取りをしたPモデルが翌年の6月に発売になるのではないだろうか。

純正ケースが付属するも……
ありがたいが使わず

HUAWEIのスマホは、毎回専用ケースがバンドルされていていいのだが、筆者の好みの手触りではないので、いつも宝の持ち腐れになってしまっている

HUAWEIのスマホは、毎回専用ケースがバンドルされていていいのだが、筆者の好みの手触りではないので、いつも宝の持ち腐れになってしまっている

 今回のP10 Plusも同様だが、筆者がこれまでに買ったP9、mate9、P10 Plusにはなぜか毎回純正のカバーが標準付属している。

 P10 Plusも最初は純正の付属ケースを使用していたが、どうしても多少硬くて滑りやすいので、いつものTPU(ウレタン樹脂)系の滑りにくい柔らかいタイプを超安価で購入して交換してしまった。

 他の付属品は、ACアダプターやType-Cケーブル、イヤフォン、取説だ。

筆者好みの安物のTPU製の柔軟なカバーを被せた、今年のトレンドカラー「グリーナリー」モデル

筆者好みの安物のTPU製の柔軟なカバーを被せた、今年のトレンドカラー「グリーナリー」モデル

 過去、スマホの本体カラーに関しては、まずは黒かシルバー、たまにゴールド、いずれもがなければホワイト系を購入するのが筆者のパターンなのだが、今回はミーハーにも、米国パントンが2016年に発表した2017年のトレンドカラーでもある「グリーナリー」(イエロー・グリーン)のP10 Plus用を間違ってクリックしてしまった。

 しかし、よく似たデザインばかりになってきた昨今だが、明確に自分のスマホが遠くからでも区別つくので結果的には満足している。

昨年末からつい先日まで愛用していた一回り大きなmate9(左)。搭載レンズは「、Leica SUMMARIT H1:2.2/27 ASPH」

昨年末からつい先日まで愛用していた一回り大きなmate9(左)。搭載レンズは「、Leica SUMMARIT H1:2.2/27 ASPH」

 これまで使っていたmate9の液晶サイズは5.9インチ(1080×1920ドット)と大きく、それに比例して本体サイズも多少大きいが、解像度の観点からはP10 Plusは進化している。

 ほぼ同時期に筆者は「Samsung Galaxy S8 Plus」を購入しているが、スマホ本体、そしてカメラとしての相対的な性能や機能は明らかにGalaxy S8 Plusが先を行っている。

 しかし、進化が早急すぎるのか、いろいろトラブルの種も多そうだと言うのが筆者の印象だ。今も、筆者のGalaxy S8 Plusは修理のために戻っている。

左から、筆者愛用の「iPhone 7 Plus」「HUAWEI P10 Plus」「Galaxy s8 Plus」。トータルパフォーマンスはGalaxyが群を抜いているが、今はトラブルで修理中

左から、筆者愛用の「iPhone 7 Plus」「HUAWEI P10 Plus」「Galaxy s8 Plus」。トータルパフォーマンスはGalaxyが群を抜いているが、今はトラブルで修理中

 現在、筆者が愛用しているプラスシリーズの特徴をそれぞれ一言で言うなら、「ひとまず安定のiPhone 7 Plus」「Leicaとの共同開発のカメラ機能が光るP10 Plus」「最先端で圧倒的だがトラブルの種の多いGalaxy S8 Plus」という感じになる。

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