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柳谷智宣がAdobe Acrobat DCを使い倒してみた第9回

欲しい部分をくまなくPDF化

ウェブページやウェブサイト全体をPDFに変換してみる

2017年05月24日 11時00分更新

文● 柳谷智宣

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本連載は、Adobe Acrobat DCを使いこなすための使い方やTIPSを紹介する。第9回は、ウェブページやウェブサイト全体をPDFに変換してみる。

 

ウェブページをPDFに変換する方法

 ウェブページやオフィス文書をPDFファイルに変換しておくと、保存や管理、共有などがしやすくなる。「Adobe Acrobat DC」がインストールされている環境なら、とても簡単にさまざまな方法でPDFにできる。

 資料になりそうだったり、デザインがよかったりするウェブページを見つけても、いつなくなってしまうかわからない。そんな時は、PDFファイルにして保存しておくのも手だ。Internet ExplorerやGoogle Chrome、Firefoxなどのブラウザーであれば、「Adobe PDF ツールバー」のボタンをクリック。とても簡単にPDFファイルを作成できる。

 ツールバーが表示されていない場合、IEならタイトルバーを右クリックして、「Adobe Acrobat Create PDF Toolbar」にチェックを入れる。ChromeやFirefoxでは、拡張機能の設定画面で「Adobe Acrobat」を有効にすればいい。

IEのツールバーにある「変換」をクリックする
ファイル名や保存先を指定して「保存」をクリック
変換が終わったら「閉じる」をクリック
Acrobat DCで作成されたPDFファイルが開く
初期設定ではA4サイズ文書になり、ヘッダーとフッターが付いている
「変換」の横にある「▼」をクリックして「環境設定」を開ける
「▼」のメニューから既存のPDFにウェブページを追加することもできる
追加するPDFファイルを指定する
表示中のウェブページが追加された。しおりも自動的に作成されているので便利だ
Google ChromeブラウザーでもUIは異なるが同じ機能を利用できる

欲しい部分だけPDF化するには

 ウェブページ全体をPDF化すると、たとえばトップメニューやサイドバーなど不要な部分が含まれてしまうことがある。IEのみの機能ではあるが、欲しい部分だけをPDF化したいのであれば表示領域を選択することもできる。

 「選択」ボタンを押して、PDFにしたい部分をクリックするとその領域全体が黒線で囲まれる。問題ないようであれば、「変換」をクリックしてPDFファイルを作成しよう。

ツールバーの「選択」をクリックし、PDFにしたいエリアをクリックする
「変換」ボタンをクリックすれば、選択部分のみをPDFファイルにできる

印刷メニューからPDFファイルを作成してみる

 Windows 10の標準ブラウザーであるEdgeにはツールバーが用意されていないので、印刷メニューからPDFファイルを作成する。この方法はブラウザーに限らず、印刷可能などんなアプリでも利用できるので覚えておこう。

Windows 10のEdgeブラウザーでは「印刷」機能を利用する
「プリンター」で「Adobe PDF」を選択する
PDFが作成され、Acrobat DCで開く

ウェブサイト全体をPDF化する方法

 ウェブサイト全体を保存したい場合は、Acrobat DCから操作する。URLを指定し、リンク先を片っ端からPDFに追加してくれるのだ。手動でページを追加していくよりはずっと楽にPDFファイルを作成できる。ただし、ウェブサイトによっては数百ページ、数千ページになる可能性もある。そんな時は、「レベル数を指定」で1レベルにしておくといいだろう。

 Acrobat DCの「PDFを作成」から「Webページ」を開き、「複数レベルをキャプチャ」にチェックを入れる。保存したいウェブサイトのURLを入力し、「作成」をクリックすればいい。レベル数を指定する場合は、オプションを利用できる。「同じパスのページだけを取得」にチェックを入れると入力したURLよりも下位のウェブページのみを保存する。「同一サーバーを使用」にチェックすると同じサーバーを使っているウェブページのみを保存してくれる。

Acrobat DCの「PDFを作成」から「Webページ」を開きURLを入力する
「作成」をクリックするとPDFが作成され始める。複数のページがあると時間がかかる
ウェブサイトをまとめてPDFファイルにできた。自動的にしおりが作成されているのがわかる

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