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VR筐体やドラえもんVRなどアーケード用VRが続々登場!【JAEPO2017】

2017年02月12日 13時00分更新

文● ジサトラ ハッチ

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歩行型VRの日本展開に期待!?

 UNISのブースではVR空間を自分の足で歩くことを可能とするデバイス「Virtuix Omni」の体験が行なわれていた。プレイヤーは腰元で固定され、足踏みを行ない移動。腰は固定されているものの、回転して方向を変えることは自由自在に行なえる。

UNISのブースではVirtuix Omniを使い、FPSゲーム「Omni Arena」が体験できる

 足踏みの速さで歩行とダッシュを認識するという。銃型のデバイスを実際に持って、本格的なFPSが楽しめるようだ。非常に長い列が作られており、体験はできなかった。日本市場への参入を聞いてみたところ、興味は持たれているが、まだこれからといった回答を得た。VIVEなどのルームスケールでは、限られた範囲までしか移動できないが、本デバイスでは狭いスペースで長い距離が移動できるので、スペースが限られている、アミューズメント施設にはもってこいだろう。今後の日本市場参入に期待したい。

 VR体験はいくつかのネットカフェにてVRヘッドマウントディスプレーの貸し出しが行なわれていたり、秋葉原のドスパラやTSUKUMOにて無料体験が行なえるほか、昨年の12月には渋谷のアドアーズにて、本格的なVR施設「VR PARK TOKYO」が稼働するなど、徐々に増えている。

 体験者の反応も良く、リピーターも増え始めているようだが、ナビゲートする人員の確保や、体験スペースの確保など。いろいろと課題も多い。そのため、VR センスのような体験スペースを極力少なくし、複数のコンテンツに切り替えられる筐体にも期待が高まる。VRは個人で入手するのはなかなか高価で手を出しづらいので、アミューズメント施設での盛り上がりにも期待したい。

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