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AiRadar機能電波がデバイスを狙い撃つ

最大2167Mbpsの転送速度対応Wi-Fi拡張カード「PCE-AC88」

2017年01月13日 13時11分更新

文● 橋本/ASCII

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 ASUSTeK Computerは1月13日、デスクトップPCのPCI Expressスロットに取り付けて使用する、最大2167Mbpsの転送速度に対応するWi-Fi拡張カード「PCE-AC88」を発売すると発表した。1月14日から販売を開始する。

 BroadcomのNitroQAM技術(1024QAM)に対応することで、 IEEE802.11ac使用時で有線LANのGigabit Ethernetを大幅に超える最大2167Mbpsの超高速な転送速度を実現。IEEE802.11nでも使用でき、転送速度は最大1000Mbpsをうたう。

 また、接続先のWi-Fiルーターの位置を検出し、そのデバイスを狙い撃つように電波を飛ばすAiRadar機能を搭載。電波を全方位ではなく、一方向に集中させることで安定したWi-Fi接続ができるという。

 外付けアンテナベースは、磁石を搭載しておりスチール製のPCケースの側面にも取り付けられる。また、基板を覆う大型のヒートシンクを搭載することで、転送速度を維持しながらファンレスでの動作を実現。動作音がないという。 

 本体サイズは幅103.3mm×奥行き68.9mm×高さ21.0mm(カードのみ)。対応周波数は5GHz/2.4GHz。最大転送速度はIEEE802.11ac(2167Mbps)/ IEEE802.11n(1000Mbps)/ IEEE802.11a/g(54Mbps)/ IEEE802.11b(11Mbps)。搭載アンテナは外付け4本。PCとの接続はPCI Express x1。

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