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1024ノード、合計32768コアで、約1153ペタフロップスを実現

さくらの高火力コンピューティング基盤、産総研とHi-Matのスパコンで採用

2017年01月13日 07時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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 1月12日、さくらインターネットは同社の高火力コンピューティング基盤が国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、「産総研」)と先端素材高速開発技術研究組合(以下、「Hi-Mat」)で共同運営するスーパーコンピューターシステムに採用されたことを発表した。提供規模は1024ノード(サーバー台数)、合計3万2768コアで、総理論演算性能としては約1.153ペタフロップスに上るという。

 提供期間は2017年4月1日から5年間で、受注金額は20億9994万円(計算用サーバー以外のその他機器等を含めた金額)。利用するデータセンターは、高火力コンピューティングの基盤が構築されている北海道の石狩データセンターになる。

 Hi-Matは、材料系の民間企業16社が結成した技術研究組合。国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業である「超先端材料超高速開発基盤技術プロジェクト」において、産総研と共同研究している。共同研究では、計算科学、材料プロセス技術、先端計測技術の一体開発を行なえる集中拠点を産総研(つくばセンターおよび中部センター)に置き、エネルギー変換材料、誘電材料、超高性能ポリマー、超高性能触媒(機能性化成品)などの将来の事業化に向けて、Hi-Matとともに、3つの手法(計算科学、プロセス技術、計測技術)を組み合わせた新たな研究開発手法を導入し、機能性材料の試作回数や開発期間を大幅に短縮する新技術の創出を目指すという。

計算科学、材料プロセス技術、先端計測技術の一体開発での機能材料開発スキーム(産能研リリースより)

初出時、総理論演算性能を約1153ペタフロップスと記載していましたが、正しくは約1.153ペタフロップスになります。お詫びし、訂正させていただきます。本文は訂正済みです。(2017年1月16日)

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