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ズバッと解決! Windows 10探偵団 第46回

プリインストールアプリなど、移動できないアプリも

WindowsでアプリをCドライブ以外に移動・インストールしたい

2015年12月16日 09時00分更新

文● 柳谷智宣 イラスト●てりィ’S Factory 編集●E島/ASCII.jp

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 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

「設定」の「システム」から「アプリと機能」を開き、移動をクリック

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アプリをCドライブ以外に移動・インストールしたい

 Cドライブに容量の小さいSSDを利用している場合など、他のドライブにアプリをインストールしたいことがあるだろう。そんな時、Windows 10のバージョン1511、ビルド10586以降なら、他のドライブにアプリを移動したり、インストールしたりできる。

プルダウンメニューから移動先のドライブを選択する

 インストール済みのアプリを移動したいなら、「設定」の「システム」から「アプリと機能」を開く。右側からアプリを選択すると、「移動」ボタンが現れるのでクリックする。続いて移動したいドライブを選択する。外付けHDDも選ぶことも可能だ。「移動」を押すとすぐに移動処理が行われる。完了メッセージは表示されないが、もう一度開くとインストールドライブが変わっていることがわかる。

 移動先のドライブには「WindowsApps」と「WpSystem」というフォルダーが作成され、その中にアプリが保存される。同様の移動操作で元に戻すことも可能だ。

移動が完了すると、インストール場所が変わる

 インストール先の初期設定を変更することもできる。「設定」の「システム」から「ストレージ」を開き、「新しいアプリの保存先」から別のドライブを選択すればいい。それ以降にインストールされるストアアプリは指定ドライブに保存される。

指定ドライブには新しいフォルダーが2つ追加される。「WindowsApps」フォルダーは開くことができない

「設定」の「システム」から「ストレージ」を開き、「新しいアプリの保存先」でインストール場所の設定を変更できる

 なお、「移動」ボタンがグレーアウトしている場合は、移動できない。プリインストールは元から動かせないのだが、明らかに後からインストールしたアプリの中にも移動できないものがある。

 グレーアウトするアプリは、アンインストールし、新しい保存場所を設定してから再インストールしても、強制的にCドライブにインストールされてしまう。ストアアプリかどうかは関係なく、このあたりの詳細情報も公開して欲しいところだ。


これでズバッと解決!

 最新ビルドならアプリを移動できる。しかし、プリインストールアプリなど、移動できないアプリもある


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