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M.2 SSD増設も挑戦! 手のひらPC「HP Pavilion Mini」のWin10モデルをチェック

2015年12月18日 11時30分更新

文● 山口優、編集●ハイサイ比嘉

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CDケースサイズのコンパクトボディ

 「HP Pavilion Mini 300-200jp」は、幅145mm、奥行き146mm、厚さ53mm、質量約640gという超小型PCだ。フットプリントはCDケースと同程度で、手の平の上にも軽く乗ってしまう。「HP Pavilion Mini 300-200jp」は2015年夏モデルとして販売されていた「HP Pavilion Mini 300-100jp」の後継機種となり、OSがWindows 8.1からWindows 10に差し替えられている。ハードウェア構成自体に変更はないものの、Windows 10モデルが登場するまで待っていたという方も多いはずだ。

フットプリントはCDケースと同程度。小さなサイズに驚くはずなので、機会があれば実機をぜひ確認してほしい

ACアダプターもコンパクトで、本棚や机の後ろ側などに置きやすい

 ちなみに、日本HPには以前「HP Stream Mini 200」というミニPCが存在しており、その高機能版として登場したのがPavilion Miniなのだ。筐体のデザインはStream Miniとほぼ同じだが、ボディカラーが異なり、Pavilion Miniはブリザードホワイトと呼ばれる白基調の色を採用している。落ち着いた雰囲気のため、ビジネス用途はもちろん、自分の部屋やリビングに黒色系のものを置きたくないという女性も受け入れやすいはず。

 Stream Miniとの大きな違いは、本体の性能が格段に向上している点で、Celeron 2957U(1.40GHz)搭載のStream Miniに対して、Pavilion MiniはCore Core i5-5200U/i3-5005Uを採用している。メモリーやストレージ容量もアップしており、Pavilion Miniは8/4GBメモリー、1TBまたは500GBのHDDを内蔵。

 今回はそのうち、Core i5-5200U、8GBメモリ、1TB HDDという構成の上位モデル(パフォーマンスモデル)を試すことができた。

 インターフェースは、USB 3.0端子が合計4基(前面に2基、背面に2基)あるほか、HDMI端子とDisplayPort端子が各1基、有線LAN(1000BASE-T)、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボ端子、SDXCカードに対応したメディアカードリーダーなどを装備している。

本体前面には、電源ボタンとUSB 3.0端子が2基搭載されている

本体右側面と左側面。右側面には、SDXCカード対応のメディアカードリーダーが搭載されている。デジタルカメラでよく撮影する方なら、SDカードをサクッとさして作業を続けられる。ほかに端子がないので、手探りでSDカードを挿すこともできるはず

本体背面にはHDMI端子とDisplayPort端子が各1基、有線LAN(1000BASE-T)端子、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボ端子などを搭載。ディスプレイやLANケーブルなど抜き差しする機会が少ないものが背面にまとめてある

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