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業界人の《ことば》から第170回

重要なのは、PARTICIPATION(参加)

オープンソースを先導するレッドハットの役割は、パートナーの架け橋になること

2015年11月17日 09時00分更新

文● 大河原克行、編集●ASCII.jp

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今回のことば

 「フォーチュン500社の90%がレッドハットを導入している。もはや、オープンソースは選択肢ではなく、活用せざるを得ないものになっている」(米レッドハットのジム・ホワイトハースト社長兼CEO)

オープンソースソフトウェアが価値をもたらし重要なツールになっている

 レッドハットが11月4日に、東京・恵比寿のウェスティンホテル東京で、「RED HAT FORUM 2015 TOKYO」を開催。それに合わせて、米レッドハットのジム・ホワイトハースト社長兼CEOが来日し、同イベントで基調講演を行なうとともに、記者会見を行なった。

 これらの場における同氏の発言に共通していたのは、オープンソースソフトウェアが、多くの企業に価値をもたらし、変革に取り組む企業にとっては重要なツールになっているという点だった。

オープンソースは爆発的に増加している

 「いまから5年前のオープンソースソフトウェアに求められていたのは、コストを削減する手段であったり、ベンダーロックインから逃れたりするためのものであった。だが、いまではイノベーションを起こすためのツールになっている。企業がオープンンースを選択する上位4つの理由のなかには、コスト削減効果は含まれていない。それよりも、最高のものを手に入れるためには、オープンソースでなければいけないという意識に変わってきている」と語る。

エンタープライズにおけるオープンソース

 CIOを対象にした調査によると、オープンソースを選択する理由として、最も多かったのがスケーラビリティーで58%。次いで、セキュリティーの55%。そして、競争力のある機能が43%、デプロイメントの容易さが43%と続く。

 「先進企業では、オープソースを活用したイノベーションを追求している。プロプラエタリの既存のソフトウェアではスピードが追いつかないからだ。これは新規企業やベンチャー企業だけの話ではない。フォードやGE、ウォルマートといった伝統的な業界トップ企業が、オープンイノベーションを活用している。フォーチュン500社のうち、90%がレッドハットを導入していることからもそれが裏づけられる。新たなイノベーションの中心となるのは、オープンソースである。もはや、オープンソースは選択肢ではなく、企業の成長のためには、活用せざるを得ないものになっている」と語る。

世界中の企業がRED HATを使用しているという

 同社によると、フォーチュン500社に限定すれば、航空会社や電話会社、ヘルスケア、商業銀行では、レッドハット製品の導入率は100%だという。また、米国のすべての政府官公庁が、レッドハットの顧客になっているという。

 「オープンソースは、基幹業務に使われ、なかには人命がかかわるものに使われている」と語る。

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