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高精細EVFや堅牢ボディー、4K映像撮影に加えてGPSやWi-Fiも

ライカ初、フルサイズCMOS搭載ミラーレス「ライカSL」発表

2015年10月21日 14時33分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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ライカSL(Typ 601)および新たに開発されたレンズ  

 ライカカメラは10月21日、レンズ交換式ミラーレスデジカメ「ライカSL(Typ 601)」を発表した。11月末に発売する。

 撮像素子に35mmフルサイズ2400万画素CMOSセンサーを搭載、レンズはライカLマウントを装備。画像処理エンジンLEICA MAESTRO IIには2GBバッファメモリーを搭載、最高画質においても11コマ/秒の高速連写、4K動画で30fpsの撮影が可能。

アルミ削り出しの堅牢ボディーを採用

 高精細な440万画素EVF(電子ビューファインダー、0.66型)、タッチパネル装備の背面液晶モニター(2.95型)に加え、上面にはモード表示用モノクロ反射型液晶を搭載。さらにWi-Fi、GPS、2基のSDカードスロット(うち1スロットはUHS-II対応)などの機能を装備。

上面には大型の反射型モノクロ液晶を搭載

 ボディーはアルミ削り出しの堅牢設計(防塵・防滴シーリング装備)。サイズは幅147×高さ104×奥行き39mm、重量は847g(バッテリー含む)。

拡張バッテリーグリップも用意される

 ライカSL用の専用レンズも発表された。標準ズームレンズ「ライカ バリオ・エルマリートSL f2.8-4/24-90mm ASPH.」、より望遠側のズームレンズ「ライカ アポ・バリオ・エルマリートSL f2.8-4/90-280mm」、標準レンズ「ライカ ズミルックスSL f1.4/50mm ASPH.」の3本がラインナップされる。

 ライカSL(Typ 601)およびライカ バリオ・エルマリートSL f2.8-4/24-90mm ASPH.は11月末の発売予定、残りのレンズは順次発売される。ライカSL(Typ 601)ボディーの実売予想価格は99万円前後、SL f2.8-4/24-90mm ASPH.は66万円前後と見られる。

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